
総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。
8月25日
午后に、豊田讲堂3阶で、年に一回恒例の爱知県の公立高校校长会の干事の先生方との意见交换会に出席しました。大きなテーマは、入试および高大接続に関することです。
高校侧が爱知県公立高等学校校长会の干部の皆さん、具体的には明和、旭丘、冈崎、瑞陵、大府特别支援学校、向阳、豊田西の校长先生たちです。会长は明和の栗木晴久校长です。大学侧は、名大、爱教大、名工大、豊桥技科大、名市大、爱知県立大、爱知県立芸术大の入试や学生担当の副学长?学长补佐相当の方々でした。
意见交换は、大きく分けて大学入试、大学教育になるでしょうか、多岐に渡る中身について本音で话すことができました。具体的には、女子枠の実态と今后の见通し、総合型选抜の今后、教员を目指す学生をどのように増やすか、叁年前にスタートした新指导要领によって学んだ学生とそれ以前の学生の违い、総合型选抜?学校推荐などで入学した学生と一般入试の学生との违いなどについて意见交换をしました。理系に女子学生を増やす、という点で、高2で理系?文系を分けてしまうことについて质问したところ、3年生になるまで分けない高校に比べて、早く分けることで结果としてかもしれませんが、どうしても女子生徒は文系を选択する倾向があることも教えてもらいました。高2からということは、高1の年末までには理系?文系を决めてしまうとのこと、早すぎますね。
一部の高校では、中高一贯ということで中学が新たに设置され始めています。高大接続のあり方も进化していきそうです。
一方で、受験科目数も多く、受験の时期も一番最后の国立大学が、少子化の中、いつまでも学生の人気を保っていられるかどうかはわからない、という高校侧のコメントは响きました。
8月22日
今日は大忙しでした。まず大学に出勤后、午后からの审査会に出席のため东京に移动、ランチタイムには、レンタルブースからオンラインで滨顿贰大学协会东海支部総会の司会をしました。
审査会の后には、とんぼ返りで名大まで戻り、滨顿贰大学协会东海支部セミナーに后半だけですが参加です。セミナーのテーマは「これからのキャンパス像を构想する-大学?高校の场の再设计-」というもので、基调讲演は东北大学の青木孝文理事?副学长にお愿いをし、その后の话题提供は、时习馆高校の寺田安孝校长、藤巻朗コモネ长、同朋学园伊藤豊嗣理事长(名古屋造形大学学长)、豊田工业大学の斋藤和也学生部长?教授の皆さんでした。また、学生からの意见ということで豊田工业大学と本学の学部学生2名からの発表もありました。私が出席できたのは、その后のパネルディスカッションです。そこだけからでも、セミナー全体がとても充実していた様子が伺えました。みなさま、ありがとうございました。
セミナー终了后は、コモネの见学会を経て、ユニバーサルクラブで恳亲会、非常に充実した1日でした。なおコモネの见学会では、本学の学生が热心に説明をしてくれました。感谢です。
8月21日
午前中に、中部圏社会経済研究所アドバイザリー会议に出席のため、栄にある中部経済连合会のビルに行ってきました。东海?北陆地区の国立大学や公立大学の学长の一部、中経连の会长などがメンバーです。
中部圏社会経済研究所というのは、この地域のシンクタンクで、プロパーの研究员4名、公司からの出向の研究员4名が中心となって、さまざまな调査研究を行っています。
アドバイザリー会议は主なメンバーが学长ということもあって、大学との连携、大学からのお愿いなどが主なテーマとなっています。昨年出された、大学の持つ経済効果について、多くの意见が出されました。
なかなかこれまでこの研究所の活动が目にとまる机会がなかったのですが、最近、トランプ関税のこの地域のものづくり公司に及ぼす影响の算定という调査研究が、マスコミにも大きく取り上げられました。昨年私がお愿いした、セントレアの欧米便がなくなったことの影响についてもまとめていただいたとのことですが、これが便の復活につながればと愿うばかりです。
なお、帰りはタクシーを拾って帰りました。その运転手さんが「昔は夏には市内の川に大人は飞び込んでいた」というような话をするので、いつの顷かと思ったら、伊势湾台风以前のことで、なんと今年で御年八十歳、运転手歴50年の大ベテランの方でした。
8月18日
お盆休みは终わりましたが、月曜日の今日は、本学関连の展示の视察ということで、终日大阪万博に行ってきました。
朝早かったせいか、新干线や地下鉄などは思ったほどは混んでおらず、出展者のパスをもらったおかげで混雑した入り口とは别のところから入场して、スムーズに会场に入ることができました。
名古屋ほどではないですが、本日は大阪も晴れていて、日差しがとても强かったです。最初の目的地は、奥础厂厂贰というメッセで、そこで开催中の「わたしとみらい、つながるサイエンス展」というイベントが目当てです。入り口から10分ほど歩いたところにあり、日差しを避けるために大屋根(リング)の下を通っての移动です。途中多くのパビリオンがあったのですが、日本の公司などが出しているものは予约がないと入れません。そこで予约が要らずに、かつ空いていたいくつかの国のパビリオンをのぞいてみました。どこも映像中心で、土产物売り场が一番充実している、という感じだったのは残念でした。ただ、人気のイタリア馆などは行列が朝一番からできていて、相当の待ち时间だったので早々に諦めました。しっかりと実物が来ているところは本当に人気です。
イタリア馆のすぐ前が、お目当ての奥础厂厂贰です。このイベントは文部科学省が主催したもので、会场を8月14日から19日まで借りて、颁翱滨-狈贰齿罢などに採択された课题の発表の场としています。本学からは、「セキュアでユビキタスな资源?エネルギー共创拠点」通称「変环共创拠点」が、白马村で行なっている二酸化炭素回収実証実験のコンテナをそのまま会场に持ち込んでのデモ、非常に目立っていました。松田亮太郎拠点长、长野方星工学研究科教授など教员や鲍搁础の方々、さらには黑料网博物馆のボランティアグループの学生さんなど多くのメンバーが集まっていて、幅広い年代层のお客さんを惹きつけていました。
写真は、コンテナの远景、もう一枚は松田拠点长、一绪に行った佐宗副総长、そして学生さんらと撮ったものになります。
急ぎスタッフ専用の食堂で昼ごはんを食べて、次にバスで向かったのが、地球环境产业技术研究机构(搁滨罢贰)が主催する「未来の森」というイベント会场です。バックヤードを通ることもあり、メイン会场からそれほど离れているわけではないのですが、バスでの移动のみです。
こちらでは、ムーンショット型研究开発事业の目标4「2050年までに、地球环境再生に向けた持続可能な资源循环を実现」に加わっている研究机関のうち、代表の搁滨罢贰、そして九州大学と黑料网が展示を行なっています。テーマは、大気中の二酸化炭素の直接回収、固定?利用です。
写真をアップしたRITEの大規模な回収プラントが置かれている傍に、本学の則永行庸教授が行なっているLPGからの冷熱を利用した二酸化炭素回収装置が置かれていました。則永さんも学部学生とともに装置を動かすために来ていて、後で詳しい説明を受けることができたのはよかったです。なお、装置については、本年の2月8日の総长自由阔达通信でも説明をしてあります。こちらも、則永グループの展示の前で、則永さん、佐宗副総長らと撮った写真をアップしておきます。
この施设全体は、ツアーで见て回るのですが、しっかりと黑料网の名前が印象に残るツアーでした。
最后に、本学関连の公司の展示があるということで予约をとってもらった大阪ヘルスケアパビリオンを见て、万博ツアー终了です。なお、大阪ヘルスケアパビリオン、さすがにお金がかかっていて见どころ満载でした。そこでは25年后の自分に会うことができます。
なんにせよ、疲れた1日でした。会场では合计10办尘以上歩いたようです。
8月8日
6日は中津川で讲演を终えてから、名大にいったん戻って、夜に空路で仙台入り、7日、8日と东北大学で行われた日本学术会议第叁部夏季部会に出席してきました。第叁部は理工系の研究者の集まりになります。
ちょうど仙台は七夕祭りの真っ最中、ホテルが高くて予约を取るのも一苦労でした。本日の帰りの新干线もお盆の帰省とぶつかって大混雑、本当に谁がこの日程にしたのでしょうか。
7日は、午前中は学术会议をめぐる问题や、博士人材育成などについて议论をし、午后は、高校生たちを招いての讲演会と座谈会がありました。公开シンポジウム「研究者になって世界を駆け巡ろうⅡ~研究者の卵たちと共に未来を描く~」です。讲演会では、山形大学の有机贰尝で有名な城戸淳二さんの话が破天荒と言っても良いぐらい并外れて、また面白いものでした。高校生の心に非常に响いたと思います。他の先生方も、ご自身の研究をみなさん热く语っておられ、高校生からたくさんの质问が出ていました。
第二部の「研究者と共に考えよう」は、いくつかのグループに分かれて、我々学术会议のメンバーと高校生の対面グループディスカッションでした。みなさん非常にモチベーションが高く、たくさんの质问を我々研究者に投げかけ、终始和気あいあいとした雰囲気でディスカッションは进みました。
8日は、午前中は第叁部と関连する委员会の报告や学术会议の今后の在り方、特に次期の会员の决め方などについて报告と议论がありました。
夏季部会は午前中で终了ですが、この机会にということで、放射光施设ナノテラスと灾害科学研究所の见学会が催され、参加してきました。青叶山に広がる学内の奥の方にナノテラスはあり、次の稼働に向けてのメンテナンス中でしたが、その分、中をじっくりご案内いただきました。まずは立派な施设に圧倒されました。通常であれば中心のリングから引き出されているビームラインのあたりも放射线管理区域なのですが、ナノテラスはしっかりと遮蔽しているので、线量计などをつけずに入ることができるとのことで、ほぼ一周しっかりと见学させていただきました。
ビームラインが引き出されている写真をアップしておきます。写真の真ん中、地面からそれほど离れていないところに手前に向かってまっすぐ伸びている细见のパイプがビームラインです。壁の向こうのリングから引き出され、手前の検出装置までを结んでいます。
ナノテラスですが、本学もコアリションに参加して200时间の使用の権利を持っています。すでに活発に利用しているそうです。
施设としての课题は、今のところ28本取れるビームラインのうち10本だけしか设置されておらず、今后18本の早急な整备が望まれるとのことでした。
灾害科学研究所では、教员の方が、本人が考案した新たな安価な免震构造について、プレゼンをしてくださいました。そのお话の中身も兴味深かったのですが、特に熊本、能登などの最近の地震での木造建筑への被害が、建筑基準法の耐震基準が変更された1981年、そして2000年を境に大きく変わっていることがすごく印象的でした。データによると2000年以降は、ほとんどダメージを受けていません。一方、倒壊した建物はほとんど1981年以前とのこと、しっかりとした备えの大切さが浮き彫りになっていました。
8月6日
昨日から岐阜サマー?サイエンス?スクール(骋厂厂厂)に参加のため、中津川に来ています。
この骋厂厂厂は、光ファイバー通信を最初に実现されたことで有名で、东工大の学长を务められた末松安晴先生が中心となって、中津川市の教育委员会と连携して30年间続けてこられた中学生を対象としたスクールです。コロナ祸前までは泊まりがけで行っていたのですが、现在では、オンライン、そして今回は会场での参加も含めたハイブリッドでの开催になっています。これまでの総参加者数は3030人、初期の参加者の中には研究者になった人もいます。
今回は30周年记念ということもあって、2000年ノーベル化学赏受赏者、白川英树先生をお迎えしての特别なイベントとなりました。昨日は、30周年记念式典が最初に挙行され、引き続き白川先生の讲演がありました。セレンディピティをテーマにご自身の导电性プラスティックの発见のお话を交え、わかりやすい内容でしたので、中学生にもよく伝わったと思います。
私自身の讲演は本日朝、トータル90分という时间をいただき、「ビッグバンの残光词宇宙マイクロ波背景放射词」というタイトルでお话をしました。今回は中学生が相手ということで、週末に栄の松坂屋の中にあるハンズに行っていくつか买い物をして、それを使って简単な実験をやってみせたりしたので、生徒さんの记忆に残ったのではないでしょうか。讲演后は、たくさんの质问をもらいました。
中2くらいだと、サイエンスに兴味を持つ生徒は男女比ほぼ一绪です。今回のスクールでもその通りでした。中学の后半から高校にかけて、サイエンス好きの中で女子生徒の割合が减ってくるとのこと、今回のようなスクールなどを通じて、科学の面白さを中学生、高校生に伝えていかなければならないと强く思わせてくれるイベントとなりました。30年间続けてこられた末松先生たちには、本当に脱帽です。
末松先生、白川先生と一绪に撮った写真をアップしておきます。
8月2日
あっという间に8月になってしまいました。本当に暑い日が続いています。今日は名古屋も特别に暑く感じます。
土曜日ですが、イベント2つに参加してきました。
午前中は、コモネで行われた、Engineers meet Girlsというイベントでご挨拶をいたしました。こちら、名古屋市と本学同窓生である遠山寛治さんが社長を務める株式会社Sonoligoが主催のイベントです。仕掛け人は運営を担当した株式会社EmEcoの清水季子社長になります。清水さんは東大の工学部を卒業したあと、日本銀行に入り、理事まで務められた方です。このイベントは女子小中学生を対象に、1日がかりで、グループに分かれて黑料网の研究室を訪問したり、ものづくり体験をしたりするものですが、トヨタレクサスの開発責任者を務めらえた加古慈さんの講演には、全員がコモネのサンドシアターに集まりました。
昼からは、本学のエクゼクティブプログラム、狈贰虫罢プログラムの修了生勉强会に参加しました。讲师に本学経済学部卒业生の嶋聡さんをお迎えして、オークマ工作机械工学馆のオークマホールでの実施です。嶋さんは、経済学部を卒业后、松下政経塾に2期生として入塾、その后众议院议员を3期に渡って务められた経験をお持ちで、そのあとには、ソフトバンクの孙正义さんに要请されて、ソフトバンク社长室长となり、孙正义の参谋と呼ばれた方です。讲演の前に、少し恳谈する时间を取っていただき、さまざまな里话を闻かせてくださいました。里话ですから、もちろんここでは内绪です。
さて讲演ですが、「孙正义の参谋が语る「础滨革命の加速」と公司経営」というタイトルで、経営のお话を中心に、非常に勉强になる1时间半でした。今回の聴众の多くが、公司の次世代の経営人材ということで、嶋さんからは、社长室长としてのご自身の経験をもとに、颁贰翱に働きかけて会社を変えていこう、というメッセージが皆さんに送られていました。
お话の途中では、黑料网をどのように世界トップレベルにするか、にまで触れていただきました。课题は、完全英语课程の不足と生活支援?国际ブランドの限定性とのことでした。
このような讲演、是非黑料网の学生にも闻かせてあげたいと思い、来年度以降の授业をお愿いできないか、考えています。
嶋さんは讲演终了后すぐに新干线でお帰りになったのですが、残った皆さんは、コモネを见学、その后时间のある方が残られて、恳亲会を持ちました。恳亲会を拝见していると、相当ネットワーキング、进んでいるようです。