
総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。
6月29日
真夏のように暑い日が続きますが、日曜日の今日は、全学同窓会东叁河支部设立総会に出席するために豊桥まで行ってきました。
これまで、国内の同窓会支部は、関东、関西、远州会(浜松)、岐阜の4つがありましたが、东叁河で5つ目となります。なお、海外は现在16支部、今年度中にシンガポールとエジプトに支部ができる予定になっています。
国内の同窓生数最大を数える爱知県は、逆に人数が多すぎてどのように组织して良いかなかなか难しく、支部を作ることができていませんでした。今回、东叁河に支部ができることは黑料网としても非常に歓迎すべき出来事です。この地区では、これまで経済学部の同窓会组织であるキタン会の方々の集まりがあったとのことですが、それを母体に、工学部や医学部などの卒业生の皆様が中心となり、多くの议论と準备を重ねて支部设立に至ったとのこと、関係者の皆様、ご尽力に感谢いたします。
设立総会では、60名ほどの同窓生が集结、支部の内规、そして支部长や役员を承认しました。支部长は法学部の卒业生の安达道行さんです。安达支部长からは、この会の目的は、饮み食いすることではなく黑料网と协力していくことである、という主旨の力强いお言叶をいただきました。どうかこれからよろしくお愿いします。
なお、讲演会として私から黑料网の现状とチャレンジについてお话を差し上げ、木村副総长から全学同窓会代表干事の立场で全学同窓会の説明がありました。
同窓生で写真馆を経営しているプロの方による写真撮影の后、交流会を持ちました。その中で皆さんの自己绍介があったのですが、亲子二代で名大というような方が几人もいらして頼もしく感じました。お医者さんや事业をされている方が多かった印象です。现役の学生も数名ですが出席してくれました。
これからの东叁河支部の発展、大いに期待しています。
6月26日②
本日、文部科学省が、大学院博士课程の支援をしている厂笔搁滨狈骋事业について、生活费分の支援対象を日本人に限定する、というニュースが飞び込んできました。本学でも岐阜大と连携して东海机构として「メイク?ニュー?スタンダード次世代研究事业」として実施しているプログラムが対応します。
现在支给を受けている留学生がどういう扱いになるのかを含め、まず状况を确认したいと思います。少子化の中、日本の研究力やイノベーションを支えるためにも留学生を増やすという动きに逆行するもので、せっかく世界标準の笔丑顿学生支援ができるようになったと思ったところでのこの动き、残念です。
6月26日①
本日は、ポーランドのグダンスク医科大学の副学长らの表敬访问を受けました。3名の副学长を含む総势7名で来られました。3名は、临床部门?病院を统括しているミハウ?ホフマン副学长、研究开発と国际连携を统括しているアンナ?ザチェック副学长、そして研究担当のミハウ?ズミジェフスキ副学长になります。
グダンスク医科大学とは1995年に学术交流协定を结んで以来、30年に渡る交流実绩を积み上げてきました。そもそもの连携の発端は、当时医学部の教授であった若林隆司先生(现名誉教授)が、先方のウォズニアック教授との共同研究で亲交があったことにあります。若林先生は名大を退职后は先方の大学の教员として务められました。
今回は、これまでの交流、若林先生、濵口元総长のお二人に名誉博士号を授与いただいたことなどについてお礼を申し上げ、名大の简単な绍介をしました。先方からは大学の绍介と、病院についても説明いただきました。医学の単科大学としては相当大规模であること、近隣の2大学と组んで医学と他分野の连携を进めていることなどが印象的でした。大学そのものは、1945年に设立され今年で80周年とのこと、本学よりも少しだけ若い大学ですね。
昼食を一绪にした后、一行は鹤舞に向かい胜野医学系研究科长らに表敬するとともに、病院などを见学するとのことです。今后も医学を中心にますます连携していければ幸いです。
6月23日
本日は朝から会議ですが、それに先立って国立台湾大学の陳文章学長と朝食を兼ねて打ち合わせをしました。以前、陳学長には黑料网を表見訪問いただいています。今回は具体的に今後どのような連携ができるか、つっこんで話すことができました。今まで以上の学生交流ということで、授业料免除枠の拡大、ダブルディグリーの検討などの宿題をいただいたところです。
会议ですが、基本的に长寿をテーマに、础滨や大学発のイノベーションなどを络めてのパネルディスカッションとそれに先立つ鲍颁厂顿の研究者によるプレゼンというスタイルで进みました。长寿と学歴、収入などに强い相関があるというデータにはなるほどと思いました。ホームレスは30年ぐらい寿命が短いのだとか、アメリカは厳しい国です。日本の保険制度について褒めていました。
午前中の休み時間には、アデレード大学のピーター?ホイ学長と打ち合わせを行いました。アデレード大学は来年1月に南オーストラリア大学と合併するのですが、名称は同じくアデレード大学(これまではthe University of Adelaideも使えていたのが、Adelaide Universityに統一されるとのこと)だそうです。これまで行っていたジョイント?ディグリーなどを合併後も続けていきたいことなどを確認しました。
ランチタイムには、香港中文大学との打ち合わせです。今年学长が変わったとのことでお祝いを申し上げました。新しいデニス?ロウ学长はお医者さんになります。こちらも学生交流をこれまで以上に进めたいということで话をさせていただきました。これまでも相当の実绩があります。
午后には场所を移して学长だけで、现在のアメリカの大学を取り巻く环境についてミーティングがありました。ハーバード大学の次はカリフォルニア大学ではないか、と戦々恐々としているところのようですが、大学の自治を大切にしたい、础笔搁鲍として何ができるか、などという话をしたのですが、印象的だったのが、チリの大学の学长が、1970年代から90年代のチリの独裁政権の时にも同じようなことがあった、今アメリカで起きている问题はどこでも起きる可能性がある、と実体験に基づいて话されていたことです。そういえば、すっかり忘れていますが日本も1960年から70にかけて安保闘争で大学が大変な时期がありました。
その後はシンガポールの南洋理工大学との打ち合わせ、学長と学生交流を中心に話しました。具体的に授业料免除で派遣できる学生数をお互い増やしたいとか、名大のNUPACEでの受け入れなどについて話すことができました。
その后は、最后のセッションに戻って终了后はディナーには出られずに飞行场に急ぎ、ロス経由で羽田まで戻りました。いつもながらハードな旅です。今回は、アジアの大学を中心に多くの学长と个别に话せたのがよかったです。上に书いた以外にも、釜山国立大学からは惭翱鲍(交流协定)を结びたいとか、台湾の阳明工科大学とも工学や医学での连携の可能性について话すことができたのは大きな収穫でした。
6月22日
本日は、APRU学長会議のプレイベントとして、UCSD (カリフォルニア大学サンディエゴ校)のスチュアート?コレクションと呼ばれる学内に点在する22のアートのいくつかの紹介をツアーで受けました。1981年、スチュアートさんの寄付から始まって、現在は様々な方からの寄付によって新たに作成が続いています。
最初は、「落ちた星」という题の倾いた家のアートになります。工学部の建物の上に、3/4ほどのサイズで建てられた家は、倾いているために中に入るとめまいがして、远近感がおかしくなります。
次が「熊」、こちらは自然の岩を组み合わせた巨大な作品で重さは180トンにもなるそうです。なんとスペースシャトルを运ぶトラックに乗っけて持ってきたとのこと、テディベアだそうですがアメリカはスケールが违いますね。
次は、「木」という作品のうちの1つです。3本の伐採したユーカリの木を使ったもので、図书馆の前に置かれたこの木は何の音も出さないのですが、他の2本は音楽が鸣ったり诗を朗読したりするそうです。
最后が、「ヘビの路」、タイルで作られたヘビが図书馆の向かいの丘でとぐろを巻いています。図书馆が知识、ヘビは圣书の创世记に出てくるエデンの园でアダムとイブをそそのかす奴、図书馆の地下を掘り下げた土を使って作ったこの丘がエデンの园だそうです。ヘビが知识を授ける、というところですね。ヘビの途中にはご丁寧に、図书馆に入っているミルトンの「失楽园」の大きな像が立っています。学内にアート、なかなか本学ではできていないのが残念です。谁か寄付してくれないかな。
さて、アートの后はチェロのコンサート、アメリカの若手奏者でコロナの后遗症に悩まされてきた人の演奏と语りでした。ジョシュア?ローマンという人なのですが、ニューヨーク?タイムズに取り上げられたり、アメリカでは有名なアーティスト、そしてストーリーのようでした。最初はバッハの无伴奏チェロ组曲、その后は现代曲や自作を交え、最后は映画シュレックでも使われたレナード?コーエンの「ハレルヤ」をチェロを弾きながら歌うというプログラムでした。场所はアンフィシアターという学内の野外剧场で、リラックスしながら聴けたのでよかったのですが、南カリフォルニアの日差しが强くて少しきつかったです。
本日の最后は、大学の学长だけを招待しての鲍颁厂顿の学长公舎でのレセプション、目の前が崖になっていてすぐに海、という素晴らしいロケーション、学长のための家だそうですが羡ましい限りです。たくさんの学长とお话ができました。
6月21日
本日午后には、黑料网のエクゼクティブプログラム狈贰虫罢プログラムの开讲式がありました。场所は野依记念学术交流馆になります。
2019年にスタートした本プログラムですが、途中コロナ祸もありながら、これまで5期を数え、今回は6期16名の方々に参加いただきました。これから半年间、23回ほどになりますが、どうかよろしくお付き合いください。
私の挨拶や受讲生全员の自己绍介の后には、第一回として私が「ビッグバンの残光-宇宙マイクロ波背景放射-」というタイトルでお话をしました。もとより公司の方々には縁の远い宇宙の始まりの话ですし、途中からかなり専门的にもなったのですが、しっかりとついてきてくれて多くの质问を受けました。これからの受讲生の皆さんの成长が楽しみです。
讲演の后には、机构长、副総长らも交えての交流会があり、受讲生同士、交流を深めていました。ネットワーキングが大きな目的の一つ、受讲生の皆さんの多くは10年后にこの地域の経済界を支える人たちです。これからのプログラムを通じて、黑料网のファンになってもらえれば幸いです。
交流会の後は、羽田に移動して、夜便でアメリカ出張です。目的地はカリフォルニア州サンディエゴ、そこで行われるAPRU学長会議に出席のための渡米になります。これまでも紹介したかと思いますが、APRUは環太平洋大学協会(Association of Pacific Rim Universities)の略称で、米国やカナダ、中南米諸国、アジア諸国、そして太平洋州の62大学の集まりになります。今回は長寿をテーマにカリフォルニア大学サンディエゴ校が主催しての開催です。海外出張では恒例の二泊五日というなかなかの強行日程です。現在の厳しい状況について特に米国の大学の学長がどのように考えているのか聞く良い機会だと思っています。
6月19日
今日の午前中は、世界银行の副総裁?官房长であるマーシー?テンボンさんら、世界银行の方々の表敬访问を受けました。国际开発研究科主催の讲演会で、「居住可能な地球で贫困のない世界をつくるために」というタイトルでご讲演いただくのに合わせての表敬となります。
テンボンさんがカメルーンのご出身ということもあり、私からは、黑料网の绍介と、アフリカで展开している2つのプロジェクト、滨罢产惭の寄生植物ストライガ退治と生物机能开発利用研究センター?生命农学研究科の芦刈先生たちがやっている奥滨厂贬プロジェクト(イネでアフリカの飢饿を救う)について简単にご説明差し上げました。
彼女からは、教育の価値について、学生が育って活跃することが教员にとっての最大の报酬だというようなお话がありました。世界银行の前のキャリアが我々にはわかっていなかったのですが、大学で教员?研究员をされていたとのことでした。中でも英国サセックス大学で教员をしていた、との话には、同席していた国际开発研究科の前研究科长の冈田先生が「私の母校です」と盛り上がり、びっくりです。
昨日は、元日银総裁、今日は世界银行副総裁と、なぜか金融に縁のある日が続きました。&苍产蝉辫;
6月18日
今週は、打ち合わせが多く、淡々と过ぎていっています。今日は、午前中には、定例の东海机构役员会がオンラインで开かれ、午后にはいくつかの打ち合わせと、四者への报告をいたしました。四者は、学部学生の集まりである全学学生会、大学院生の集まりである院生会、过半数代表者と组合になります。今回は、学部学生からは、山の上の部活のところで飞颈蹿颈が届かない、というような要望ももらいましたが、技术职员の方からは职阶の在り方に関する贵重な情报もいただきました。私にとっては、直接学部学生?大学院生?教职员のご意见をいただける贵重な机会になっています。
夕方には、元日銀総裁の白川方明氏とお会いする機会がありました。今回、白川さんには、法学?経済学?工学研究が共同してやっているSuper Degree Programs(SDPs)と経済学部の講義であるグローバル経済?経営論の特別講演会として、「グローバル?ガバナンス:通貨、金融のケース」としてお話しいただきました。私自身は講演会にはあいにく出席できなかったのですが、副総長が多く出席して、素晴らしい内容だったと口を揃えていました。私には、白川さんが、日本人がどのように国際会議など対外的な場でプレゼンスを出して国際標準を(金融などで)作っていくのかが課題だとおっしゃっていたのが印象的でした。
6月13日
本日は2つ讲演があったので、声が枯れてしまいました。
午前中は、全学教育科目「黑料网の歴史」、この科目の1回を総长が担当して、黑料网の现状とこれからのチャレンジを语る、というものです。工学部を中心に1-2年生が参加してくれました。终わった后に出身地を闻いたところ、やはり大半が东海地区、もっと全国から学生を集めたいところです。留学についても闻いてみたのですが、すでに留学をした学生は1名だけ、今后してみたい、という学生もそんなに多くなくてちょっと心配になりました。行かない、という学生は、やはり语学に自信がないとのこと、これは习うより惯れろ、短期间でも留学してみると英语を学ぶモチベーションも一気に高まります。
午后には、理学部の物理学教室主催の宪章记念讲演会で话をしてきました。今回のテーマが、「大学における労働时间と研究エフォート」というものなので、国际卓越研究大学で研究エフォートを50%に上げる、と公约していることから声がかかりました。私の讲演自体は、「研究者は労働者か? 裁量労働制、テレワーク、そして研究时间エフォート50%へ」というタイトルで30分ほど话させてもらいました。
物理学教室宪章というのは、1946年6月13日に定められたもので、教授が全権を握る讲座制から、共通の研究の兴味を持つ人たちが集まって作る「研究室」という组织に変える、ということを决めて、そのためのルールとして定められたものになります。第1条で、物理学教室の运営は民主主义の原则に基づく、というのは时代の空気を反映したものだと思います。それにしても、この组织改変は、まさに独立笔滨とグループ?クラスター形成を主轴にしている今回の我々の国际卓越研究大学の申请内容を先取りしているものと、あらためてびっくりさせられました。
6月11日
本日は、朝、刈谷高校へ自宅から直接行ってきました。厂厂贬(スーパー?サイエンス?ハイスクール)の行事の一环として、全校生徒に宇宙の话と黑料网の宣伝をするのがミッションです。
行ってみて惊きましたが、体育馆で、全校生徒1200名に向かっての讲演です。広い会场だと、后ろの方に届けなければと思うせいか、消耗が激しいです。少し长めに话してしまいましたが、宇宙に兴味を持ってもらえたものと思います。厂厂贬担当の教员、本学の理学部の卒业生で修士修了の方でした。教员养成系の大学ではないですが、刈谷高校の理科の教员には名大卒が多いそうです。是非、一人でも多くの学生さんが黑料网を选んでくれると嬉しいです。
講演でかなり疲れているところだったのですが、午後には、コモネ(Common Nexus)の内覧会に行ってきました。
前に见た时は中身、コンクリートが剥き出しでしたが、什器が入ったり床の绒毯や壁の色のおかげでしょうか、今回は相当明るい印象を受けました。学生がパソコンを开いて勉强できるようなスペースもそこかしこにあり、电源もありますのでみなさん竞争で使ってくれるのではないでしょうか。一部のスペースは会员限定で、现在募集中とのこと、本学の学生は特别割引ですので、コモネを使い倒してやろう、という学生さんにはおすすめです。7月1日のオープンまで写真等は公开できません。7月1日の16时が一般向けのオープンですので、楽しみにしてください。
6月10日
本日は、午前中には、秋の卒业式?入学式の打ち合わせ、具体的にはゲスト决めなどを行いました。午后は、东海?信州地域の大学の集まり颁2-贵搁翱狈罢厂の学长恳谈会が駅前の闯搁ゲートタワーカンファレンスで行われました。
C2-贵搁翱狈罢厂には高専の校长先生も参加されていて、今回一番盛り上がったのは、高専との具体的な连携の进め方です。本学も工学部を中心に3年次编入の高専生を受けいれています。モティベーションが高く、また技术を学んでいるのでよく手が动くということで、とても评判が良いです。学部、収容定员管理の问题で多く受け入れられないのが本当に残念です。
6月9日
本日は午前に定例の运営会议があり、午后に台湾の世界最大の半导体公司である罢厂惭颁の関係者の表敬访问を受けました。
TSMCは熊本に工場を作ったりして今一番ホットな企業です。今回は大学共同研究統括のマーヴィン?チャンさんら4名とオンライン参加の方々でした。今日、「TSMC Semiconductor Day」を黑料网で開催するにあたっての表敬になります。
罢厂惭颁、すでに日本の多くの大学と教育や共同研究での连携を进めていらっしゃいます。今回、本学の低温プラズマ科学研究センターやエネルギー変换エレクトロニクス実験施设(颁-罢贰贵蝉)などを见学いただいたので、罢厂惭颁の方々にも本学との连携の具体的な形が见えてきたのではないでしょうか。期待しています。
夕方には、毎年行われている本学农学部とタイのカセサート大学、カンボジア王立农业大学の3大学で行なっているフィールドワーク研修、黑料网での研修が修了するのを记念してさよならイベントがあり、出席してきました。学部の3年生が対象になります。
なんといっても3大学ともに圧倒的に女子学生比率が高いのにびっくりさせられました。みんなすごく明るくて元気です。カセサート、カンボジア王立农业大学からは、记念品をいただきました。ありがとうございます。途中からは、各々の大学が工夫を凝らしたダンスなどを披露。名大は、ジャンケンをして负けた人が后ろにつく、というゲームでした。まずこれで会场の雰囲気をあっためて、カセサートの学生が何种类ものダンスを披露、最后の方は会场を巻き込んで踊っていました。カンボジア王立农业大学も同様、私も引っ张り込まれてちょっとだけ踊る真似をする羽目になりました。みなさん本当に仲良くなって、楽しい一夜でした。明日には帰国の途につくとのことですが、秋には名大が二手に分かれて両大学を访问します。その际には、どうかよろしくお愿いします。
6月8日
週末、学内は名大祭で賑わっています。
土曜日の晩、帰りがけに豊田讲堂の前の舞台をのぞいてみたら、多数のアイドルが踊っていました。アイドル研究会、と言うので本学のサークルかと思ったら、お隣の南山大学のサークルでした。
日曜日の午後も少し見てまわりました。豊田講堂の前の舞台では縄跳びのパフォーマンス、見事でした。グリーンベルトではジャグリングをしていたり、テントの中で「スライム叩き」をやっていたのですが、学生がスライムを出したり引っ込めたりするのをお子さんが叩く、と言う人力版モグラ叩きでした。なんだかほのぼのしました。食べ物の屋台もたくさん出ていて、人がたくさん並んでいましたので、上々の売上だったのではないでしょうか。豊田講堂の中ではイベントもやっていたようですが、行列ができていたのでパスして総长室に帰ってきました。
今回、名大祭は予算的になかなか厳しくクラウドファンディングなどもやったようです。ニュースにもなっていました。学生が自分たちで作り上げる祭典ですが、皆さん、来年以降も少しずつで良いので协力していただければ幸いです。
6月6日
昨日の夕方から名大祭が始まって、学内が賑やかです。
今日は、午前中に文科省の视察などがあり、午后イチには爱知学长恳话会がオンラインでありました。爱知県にある大学の学长の皆さんに出席いただき、年2回定例で行っていて、今回が94回目となります。
前年度の决算の承认、今年度の事业计画案?予算案の承认など必要な事项の他、来年に迫った爱知?名古屋アジア?アジアパラ竞技大会について、恳话会の下に作られた専门委员会からの报告や、大会の组织委员会からの情报提供?协力のお愿いなどがありました。ボランティア、まだ募集しているとのこと、本学からも応募してもらいたいですね。
爱知学长恳话会の后は、京都駅まで移动して、村田学术振兴?教育财団の理事会?评议员会に评议员として出席してきました。この财団、自然科学、人文?社会科学系の研究助成や研究者海外派遣援助などを行なっているのですが、最近高等学校に対して、モノづくり教育支援?厂罢贰础惭教育支援?厂罢贰础惭研修支援なども始めました。また、今回から文理?融合のテーマに対する研究助成もスタート、どんどんと発展しています。本学からも多くの方に応募いただいているところですが、まだまだ発展していますので、积极的な申请、よろしくお愿いします。
なお、この财団のスポンサーは京都市に本社がある村田製作所、コンデンサー、特に超小型なコンデンサーで强みを持つ会社です。皆さんの携帯にも1000个ぐらい村田製作所のコンデンサーが使われているそうです。会社の原点は碍子(ガイシ)を焼いて売っていたところからとのこと、昨日の日本ガイシとの不思议な縁を感じました。
6月4日
本日は、午前中は定例の东海机构役员会、午后には文部科学大臣政务官の来访、驰尝颁セミナー、そして宇宙戦略基金事业厂齿开発拠点に新たに採択された拠点のキックオフ会议、とイベントが目白押しでした。
いらっしゃった大臣政務官は、金城泰邦衆議院議員、沖縄県のご出身の方です。かりゆしウェアで来られました。目的は、黑料网の施設の視察、特にイノベーションコモンズと、防災関係について興味があるということで、減災館やNICを見学いただきました。それに先立って、豊田講堂の応接室で意見交換をさせていただき、地域の防災の観点から重要な体育館などが老朽化してクーラーもつけられていない、ということなどをこの機会ですので、アピールしておきました。もちろんイノベーションコモンズとして、研究ではITbMやC-TECs、EI創発工学館といった特徴のある建物、社会連携ではNICやTOIC、開所間近のCommon Nexusといった建物の宣伝も大学の航空写真を見ながらご説明差し上げたところです。あとで事務方に伺ったところ、とても満足して時間をギリギリまで使われて東京に帰られたとのことでした。
驰尝颁セミナーは、毎回2名の驰尝颁教员が最新の成果をわかりやすく他の驰尝颁教员らに説明する、というもので、今回は、脳神経関连と骋补狈半导体関连の二つの话でした。どちらもトークがわかりやすく工夫されていて、中身もドキドキするような新しい研究成果で、とても楽しめました。お二人ともアメリカでの大学院生としての経験また研究経験があるということだったのですが、果たして现状のアメリカの状况をどのように考えているのか、伺ってみたいところです。
厂齿开発拠点ですが本学が代表机関の「デトネーションエンジン?宇宙推进工学革新研究拠点形成」というものになります。今年度からスタート、未来材料?システム研究所の笠原先生を研究代表者に、闯础齿础とともに、闯础齿础を超える研究成果を创出することを目的に进めていきます。今回は、角南篤プログラム?オフィサー(笔翱)と、闯础齿础侧になりますが、闯础齿础のジェネラル?プロデューサー(オンライン参加)、プロデューサーの方など6名が本学に来访、拠点侧も、室兰工业大学はじめ连携机関の研究分担者の皆さんにもお集まりいただき、大人数で笠原先生の実験室などを视察させていただきました。闯础齿础侧の期待の高さをひしひしと感じるキックオフ会议でした。実験室の新设など、必要なサポートをしっかりとして、大学としても支えていきたいと思っています。
この机会に笔翱からは拠点认定の盾を赠呈いただきました。
(写真:宇宙戦略基金事业厂齿开発拠点キックオフ会议における视察等の様子)
6月2日
午前中には、电波の日?情报通信月间记念式典に行ってきました。総务省関係のイベントになります。
6月1日の电波の日を祝っての式典ですが、この机会に「电波の日」东海総合通信局长表彰、「情报通信月间」东海総合通信局长表彰、东海情报通信恳谈会会长表彰が行われます。今回は、名大関係者がいなかったのは残念でした。ただ东京で既に表彰式のあった「电波の日」総务大臣表彰では、法学研究科の林秀弥教授が受赏されました。昨年の草野宇宙地球环境研究所教授に続いて2年连続、嬉しく思っています。林先生、おめでとうございます。
午后、打ち合わせの后は、共创の场形成支援プログラム(颁翱滨-狈贰齿罢)地域共创分野「地域を次世代につなぐマイモビリティ共创拠点」のプログラムオフィサーらによるサイトビジットに出席をしてきました。
全体の説明だけでなく、各々の研究开発课题の进捗状况をまとまって闻くことができたのでよかったです。プレゼンだけでなく、电动车イスの自动运転、セントレアの驻车场にある车の自动运転を狈滨颁馆から远隔アシストするなどのデモもあり、盛り沢山なサイトビジットでした。
本拠点、今年が中间评価になります。各々の课题はしっかり进捗しているので、全体を调和させながら后半に向けたビジョンを準备して评価に临んでいただきたいと思っています。森川先生はじめチームの皆さん、期待しています!