黑料网

2025年4月

総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。

 

 

4月26日

本日は、午前中、「ウズベキスタンの文化体験:日本との未来への架け桥」に出席してきました。これはユネスコの総会が40年ぶりに本部のあるパリ以外の场所、ウズベキスタンの古都サマルカンドで11月に行われることを记念して、ウズベキスタン政府からタシケント工科大学に黑料网で特别な文化イベントを开催するように指示があったとのことです。黑料网とウズベキスタンとの25年以上のパートナー関係があっての开催です。

今回のイベントには、トラブジャーノフ学长以外にも、驻日ウズベキスタン共和国特命全権大使ムフシンフジャ?アブドゥラフモノフ阁下、元驻ウズベキスタン日本国大使の加藤文彦さんのお二人も东京から駆けつけてくださりました。

会场の野依记念学术交流馆の入り口に向かうと、弦楽器と打楽器二人の音楽家が民族音楽を演奏していて、イベント开始前から盛り上がっていました。イベントですが、午前中は、まず我々が挨拶をして、その后に加藤元大使が「両国の人のつながり、教育、人的交流―外交?友好関係の基本」という基调讲演をされました。ウズベキスタンの贵重な文化や両国の関係などについて、短い时间でしたがお话しくださり、感铭を受けました。例えば、玄奘叁蔵も访れたという南部の仏教遗跡について话されたのですが、その中で加藤九祚(きゅうぞう)先生という后半生をウズベキスタンの仏教遗跡発掘に捧げた方との思い出を语られました。后で详しく伺ったのですが、第二次大戦后、シベリアに抑留された経験を持つ方で、60歳を过ぎてからウズベキスタンの仏教遗跡に関わり始めて、94歳で亡くなる直前まで元気に発掘に携わっていたそうです。60歳を过ぎてからの新しいチャレンジ、勇気づけられます。

基调讲演の后は、民族音楽のコンサート、ドゥタールという二弦の拨弦楽器奏者、驹﨑万集さんが演奏くださいました。闯滨颁础の海外青年协力队としてウズベキスタンでピアノを教えている时にこの楽器に出会って、奏者になったとのことです。美しい民族衣装に身を包み、歌と楽器で素敌な音楽を届けてくださいました。一部の曲では、先ほどのウズベキスタンの音楽家二人との合奏でした。

音楽の途中ではダンスも始まり、私もトラブジャーノフ学长に诱われて、少しだけ踊る羽目になりました。お耻ずかしい限りです。その后は、ウズベキスタン料理のランチ、多くの种类の料理を楽しみました。

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4月25日

ここのところいよいよ申请缔め切りが迫ってきた国际卓越研究大学、申请に向け忙杀されています。昨日も夜9时30分すぎまで打ち合わせをしました。

疲れていたところですが、本日は総长になってからでも灭多にないほど忙しい1日でした。打ち合わせなどでびっしりなことは多いのですが、今日は中身がとても充実していました。

まず午前中は経営协议会委员の方と国际卓越研究大学の申请について1时间ほど恳谈、そのすぐ后に、あべ俊子文部科学大臣と20分ほど恳谈です。松尾机构长、吉田岐阜大学长は直接现地での出席でしたが、私はオンラインでの参加となりました。ジョイント?ディグリーについて顽张っている両大学の状况を闻いて、何かサポートをしたい、というありがたいお话しでした。短い时间でしたが、本学の取り组みについてしっかり説明させていただきました。

その后は、国际卓越研究大学の申请内容について全教职员を対象にウェビナーを开催、1时间ほど説明して质问にもお答えしました。2回目ですので、内容についてみなさんのご理解も进んだことと信じています。賛同いただけたら幸いです。

その后は、运営方针会议委员と国际卓越の申请についてオンラインでの恳谈を1时间、直后にはウズベキスタンのタシケント工科大学トラブジャーノフ?サドリトディン学长らの表敬访问を受けました。トラブジャーノフ学长とはこれまで何度もお会いしていて、一绪に食事をしたりしてすっかり仲良くなっています。体の大きな明るいお人柄です。今回は、明日开催される「ウズベキスタンの文化体験:日本との未来への架け桥」という文化イベントに出席されるため、名古屋にいらっしゃいました。大学ランキングの问题、名大との学生交流、研究グラント応募など具体的な提案を何件かいただきました。こちらで検讨したいと思います。お土产に、大きな饰り皿、大変素敌な民族衣装、そしてドライフルーツをいただいたのは本当に恐缩です。お皿はウズベキスタンからのお客様、それぞれの大学のものなどをお持ちいただくのですが、今回はなんと私の写真入りでした。びっくりです。

その后、オンラインで名城大学の干部のみなさんと恳谈をし、最后は、日银の理事?名古屋支店长だった清水季子さんらとお会いいたしました。夏にコモネで女子小中学生と工学者のイベントを开催されるとのことです。

しかし本当に忙しい1日でした。

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4月23日

本当にすっかり暖かくなりました。昼间はもう初夏といっても良い季节です。

本日は、藤田医科大学の学长に新しく岩田仲生先生が就任されたということで、前任の学长で副理事长になられた汤泽由纪夫先生とお二人で、ご挨拶にみえられました。藤田医大は东海地域で唯一、地域中核?特色ある研究大学强化促进事业(闯-笔贰础碍厂)に採択され、今ノリに乗っている大学です。本学もこの事业では参画机関として名を连ねていますし、名大出身でもある岩田学长、汤泽副理事长には、ますますの连携をお愿いしておきました。

夕方には、日本経団连の吉村隆21世纪政策研究所事务局长と本学で产学连携などについて打ち合わせをさせていただきました。非常にネットワークの広い方で、その知见には惊かされました。ありがとうございます。

 

 

4月22日

本日は、冈崎にある分子科学研究所の50周年记念式典に出席してきました。

冈崎は初めてだったのですが、研究所の见学だけで手一杯、またいつか行ってみたいと思います。

到着后すぐに1时间ほどの见学ツアーに参加してきました。まず敷地内の计算科学研究センターのハイパフォーマンス?コンピュータシステム、そして放射光施设鲍痴厂翱搁です。コンピュータは本学の不老の方が性能が上のようでしたが、共同利用の申请が通れば全国どの研究者も无料で使用できるとのこと、その一方で电気代の高腾は大変そうでした。冷却効率を上げるために水冷式なのは、不老と一绪です。

鲍痴厂翱搁は长久手にあるあいちシンクロトロン光センターと似たような设备ですが、名大も运用に参加している「あいち」の方は产业利用が中心、鲍痴厂翱搁は全国の関连研究者の共同利用が主目的、という违いがあります。また2013年から运用が开始された「あいち」に対して、鲍痴厂翱搁は1984年から稼働し、分子科学研究所の中核をなす装置として改修を加えながら今日まで一线の装置として活跃しています。

その后、少し离れた场所に建设された新栋オープン?ミックス?ラボにある生命创成研究センターを见せてもらいました。糖锁研究で、黑料网?岐阜大学?创価大学と一绪に连携ネットワーク拠点を作っている仲间になります。装置がインストールされ始めたばかりということで、まだ内部はかなりスペースに余裕がありました。本格稼働した时にまた来てみたいですね。

その后、分子科学研究所の中のホールで50周年记念式典に出席しました。主催者の渡辺芳人所长、川合眞纪自然科学研究机构长に加え、文科省からは塩见みづ枝研究振兴局长、地元冈崎の内田康宏市长、総合研究大学院大学の永田敬学长ら錚々たるゲストに混じって、ご挨拶を申し上げる机会をいただけたのは光栄でした。分子科学研究所と本学の関係ですが、例えば最近の化学系の理学研究科长、大峯先生から、篠原先生、阿波贺先生、そして今の田中研究科长まで、なんと全员、前任地は分子科学研究所、また大峯先生、渡辺所长のお二人は名大の理事?副総长を务められ、そして分子科学研究所の所长をされています。挨拶では縁の深さを述べ、今后の更なる协力をお愿いしておきました。

式典には300名もの方々が詰めかけられ、その后の恳亲会は会场を二つに分けて賑やかに行われました。50周年おめでとうございます、そして次の50年のさらなる跃进、期待しています!

 

 

4月18日

すっかり暖かくなってきた、いや暑くなってきた今日この頃です。総长室にこもっていると季節の移り変わり、わかりにくいのですが、今日は学内の移動が2件ありました。すっかり学内も新緑に移行、ハナミズキがきれいに咲いています。

まず、午前中に高等研究院がアレンジしている全学教养科目「学问の面白さを知る」で1时间半、みっちりと宇宙の话をしてきました。

対象は全学の一年生が中心で、200名ほどになります。过去は300人入る経済学部のキタンホールで実施していた授业なのですが、コロナ以降は、教养教育栋の教室に変わりました。この授业、15人ほどの名大の研究者たちがオムニバスで自身の研究について语る、というもので、学生には全部闻いてもらいます。ただレポートに関しては、理工系、生命系、人文社会系と3つのグループ各々で1つずつ3つ书く、というスタイルです。4?5名の先生から选ぶわけですから、教员の侧からすると平均40枚ほどのレポートを採点すれば良いということになります。ただ、宇宙は人気でいつもたくさんレポートをいただくので、採点には四苦八苦です。

授业では见えている宇宙と见えていない宇宙について解説したのですが、大学の授业ということもあり、最新の结果を含め、少しつっこんでお话をしました。感心したことに、みなさん集中して闻いてくれていたようでした。ちなみに教坛ってみなさんが思うよりもずっと生徒が良く见えます。寝てたりスマホいじっていればすぐにわかります。

さて授业の后、午后からは独立研究者を育成する事业罢-骋贰虫の新年度キックオフに出席してきました。ご挨拶と、新しい支援対象者(フェロー)と他大学?公司から参加してくださるアソシエートの皆さんにプログラムの採用証を渡すのがお仕事です。狈滨颁馆イデア?ストアで行われたキックオフには、フェロー5名(名大4名、岐大1名)、他大学?研究机関のアソシエート5名、公司アソシエート4名の新规の方に参加いただき、採用証を授与して记念写真を撮りました。このプログラム、企画の段阶から见てきたので、本学はもとより公司や周辺大学の方々にも喜んでもらえるものに成长してきたのかと、感慨もひとしおでした。楽しんで参加いただけると幸いです。

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4月15日

今日は学术会议の二日目、国会に提出されている日本学术会