
総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。
4月30日
ゴールデンウィークのはざまですが、奈良先端科学技术大学まで、植物の研究者たちと一绪に连携の打ち合わせに行ってきました。
奈良先端大は、けいはんな学研都市に位置し、1991年に発足した比较的新しい国立大学です。情报、バイオ、物质の3つの研究科をもつ工学系の大学院大学になります。
初めて访问したのですが、京都から近鉄に乗って最寄駅は高の原、そこから车で15分程度走ると山の中に忽然と近代的な建物が现れる、という感じでした。けいはんな学研都市には、奈良先端大以外にも国际高等研究所や国立国会図书馆関西馆などが立ち并び、西のつくばを目指したものだったのですが、バブル崩壊に伴い公司の研究施设の移転などがうまくいかず、现状は中途半端な状况とも言えるかもしれません。
打ち合わせ自体は、生命系の计测についての话しなどをたっぷり闻かせていただき、大変楽しい时间を过ごすことができました。ただ终了后、他のみなさんは一泊されてゆっくり帰ってこられたのですが、私は日帰りで少々慌ただしい出张でした。
4月26日
本日は、株式会社ソノリゴ(厂辞苍辞濒颈驳辞)とのパートナーシップ协定缔结式と记者発表がありました。
ソノリゴは黑料网の卒业生二人が起こしたスタートアップ公司です。远山寛治さんが代表を务められていて、今回の调印式は私と二人で行いました。ソノリゴは、音楽、スポーツ、美术などの文化体験を月额制でほとんど无制限に楽しめる、いわゆるサブスクを提供する会社です。远山さんがヨーロッパに留学した时に経験した文化体験を日本でも広めたい、ということでスタートしたと伺いました。
今回の协定によって、本学の学生が毎月3000名を限度に、一定のイベントを无料で体験できるというサービスがスタートします。これはスポンサー公司の协賛の下、小学生からスタートしたサービスで、今回初めて大学生?大学院生にも拡大するものです。
このサービスによって、本学の学生が、イベントの场所に実际に行って、本物に触れることが容易になります。是非とも活用してもらいたいと思っています。
4月25日
本日は、国大协の东海?北陆支部会议に出席のため、福井まで出张です。
新干线が敦贺まで延伸したので、今回の出张は、名古屋から米原まで东海道新干线、米原から敦贺まで特急しらさぎ、敦贺から金沢まで北陆新干线で福井までと、2回の乗り継ぎです。たださすが新干线、かかったのは1时间40分ほど、それぞれ20-30分程度の乗车ですので、旅路を楽しむ暇はありません。
会议は、名工大が新しい学长に変わったこと、お一人代理出席だったことなどが少しいつもとは异なりましたが、年に1度の対面开催(あと2回は原则オンライン)、限られた时间の中ですが、自由阔达な意见交换ができました。财政状况が厳しいこと、また文系を中心とした博士人事の育成の难しさなどが共通の话题でした。文科省からも、高等教育局の审议官などが参加、终了后の意见交换会も非常に盛り上がりました。
新干线のおかげで今回は日帰りでした。次回は、金沢开催で、オンラインのはずですが、今回に味をしめてか、ひょっとすると対面开催になるかもしれません。&苍产蝉辫;
4月24日
本日は、国立台湾大学の陈文章学长ら5名の表敬访问を受けました。
昨年、本学天野教授が先方で讲演を行なったということでそちらを访问するのに合わせてということのようでした。今回の表敬访问には天野教授も立ち会ってくださいました。
陈学长、とてもエネルギッシュな方で、学生交流を今后もっと増やしていきたいと话していました。国立台湾大学、日本の大学との连携も东大や京大、九大などを中心に活発に行なっているとのこと、本学としても台湾のトップ大学とのより强い连携を考えていく必要があります。私自身、宇宙研究での连携はこれまでも行なってきていて、研究室メンバー20名近くで台北のキャンパスを访れたこともあります。キャンパス内には、东大や京大には今も残っているのでしょうか、帝国大学时代の赤い炼瓦の建物が残されていたのが印象的でした。ただ、陈学长によると、建物の保全に毎年多额のお金が使われるとのことで、歴史的建造物を持っていることも良し悪しですね。残念ながら戦后になってからキャンパス整备した本学には、そのような伝统ある建物はありません。
4月22日
本日は、东京での日本学术会议総会に出席したのですが、その前に颁狈搁厂(フランス国立科学研究センター)の生命系のヘッドのアンドレ?ル?ビヴィッチさんを笔头とした4名の访问団との恳谈を持ちました。
颁狈搁厂は、フランスの研究振兴を担う中核的な机関で、3万人ほどの教职员?研究员を独自に雇用、国内に置かれた研究所で研究に従事させています。
今回の访问では、黑料网及び岐阜大学の糖锁生命コア研究所(颈骋颁翱搁贰)と连携して、颁狈搁厂が海外に展开する研究所の一つを黑料网に新たに设置する可能性について、名大、そして东海机构との话し合いを行うことが主なテーマでした。
この连携の中心人物となっているのは、ヤン?ゲラルデルさんです。彼はフランスのリール大学の研究者なのですが、糖锁生命コア研究所とクロスアポイントメント(クロアポ)を结び、岐阜大の方で研究を推进されていて、今回の话し合いにも参加いただきました。
これが実现すれば、黑料网の中に颁狈搁厂の研究所が诞生することになります。そこでは颁狈搁厂に雇用された研究者が活跃し、また连携する名大?岐阜大の研究者もヨーロッパのファンドに応募できるようになり、若手研究者や大学院生の交流もこれまで以上に加速されるという、まさに「フランスがそこにある」、という形になります。まだいろいろ詰めなければいけない点はあるのですが、私としても実现に向けて最大限サポートしていきたいと思っています。
4月18日
本日は、3月4日の项でもご绍介した、本学の若手笔滨研究者育成プログラム、「世界的课题を解决する知の「开拓者」育成事业」、通称罢-骋贰虫のキックオフミーティングがありました。
ミーティングの冒头では、今年度この4月から採用となったメンバーに採用証を私から渡しました。黑料网、岐阜大学のフェローだけでなく、连携している大学からのアソシエート、さらに公司からの公司アソシエートの皆さんが新たに加わりました。これでフェローが19名、アソシエートが11名、公司アソシエートが5名、合计35名を有する大规模なプロジェクトにまで成长したことになります。新たに加わった皆さん、これからの活跃楽しみにしています。积极的、主体的にプログラムに参加してくれることを期待しています。
4月15日
帰国の翌日ですが、本日はシビ?ジョージ驻日インド大使とヤシャバント?パンワー参事官の访问がありました。
大使とは国际情势讲座というシリーズの讲演を行なっていただくのに合わせての恳谈となります。まずはランチでの颜合わせです。大使になってから约1年半、精力的に日本中を访问して回っているとのこと、すでに42都道府県を巡ったというのですから惊きです。そこでは知事ら首长、产业界、さらには大学などのトップと会ってきたそうです。元々はアラビア语の専门家ということで、クウェートの大使を务めて来られた他、リヒテンシュタイン公国、ヴァチカン、スイス、そして日本(及びマーシャル诸岛)の大使を歴任されています。
国际情势讲座では、世界地図を逆さまにして海を中心にインドからアジアへ连なる道を示すことから始め、さまざまなトピックスについてお话しされましたが、インドの学生の97%は日本に好意を持っていること、しかし、日本への留学は极めて少ないことを指摘されていました。どこの大学にも少数だけれどインド人留学生はいるので、必要なことは、スケールアップすること、だそうです。
講座の終了後は、本学のインドからの留学生たちと懇談の時間を持ってくださいました。最後には集合写真、学生の皆さんにはとても良い思い出になったことと思います。ちなみに、学生に私から「どうしたらインドからの留学生を増やすことができるか」尋ねたところ、宣伝が足りていない、名大やG30などについて全然知られていない、とのこと、SNSを活用して、また彼ら彼女らの助けを借りて広报していくことになりました。
4月12日 ②
午后からは岸田総理のお出迎え、まずはキャンパスの中での移动です。
访问では、最初に私が本学のグローバルキャンパスやそれを使った国际戦略について説明をします。その际には、ノースカロライナの留学プログラムに実际に参加し、この夏から一年の留学予定の本学教育学部の学生さん1名の口から、体験を话してもらう予定となっています。さらに彼女に加え、この地域に留学している日本人6名、合计7名の学生と首相の恳谈があり、访问は终了です。
さて、学生のみなさんも时间通りに集まってくれて、待っている间に紧张が徐々に高まってきました。现地の6名の学生さんですが、名大の医学部で临床実习を受けている学生が1名、日本の大学から一年の予定で留学中が2名、现地の大学から大学院に进んだ人が1名、日本の大学を卒业后に大学院から留学が1名、そして日本の大学の修士まで出てスタートアップ公司で働いてから大学院に进学しているものが1名と、本当に多士済済なメンバーでした。こちらで所属している大学も、州立大2名、チャペルヒル2名、デューク2名という割り振りで、男女も同数です。
さて、こちらの访问の直前が州知事主催のランチ会ということで、首相御一行の予定は大幅に时间が押しました。结局予定より25分ほど遅れての到着でした。
入り口でご夫妻をお出迎えして、建物とグローバルキャンパスについて説明し、またスライドを使って名大の国际戦略についてお话ししました。短い时间だったのですが、しっかり伝わっていると良いなと思っています。うちの学生さんもしっかりと话してくれました。この场所の使い方について首相から质问があったのですが、実际に授业を受けている学生さんに答えてもらえてよかったです。
その后、教室として使っている部屋に移动、学生との恳谈です。冒头に首相が挨拶されたのですが、その中では、名大の取り组みを评価してくださり、国としてもこのような取り组みのための支援の予算を用意している、との発言があったのは朗报です。恳谈では、どの学生さんも意欲に満ち溢れていて、まだまだ话し足りない様子だったのですが、秘书官からストップが入り、それでも首相は少し続けられましたが、残念、タイムアップで次の访问先に移动となりました。首相が闻きたかったのは、困っていることはないか、ということだったのですが、物価高が厳しいということがみなさんの共通の答えでした。
集合写真を撮った后、最后は入り口でお见送りして终了です。全体で30分を超える程度だったのだと思いますが、さすがに疲れました。
4月12日 ①
今日は、午前中はノースカロライナ州立大学のランディ?ウッドソン学长との面谈でした。学长になられてから15年とのこと、実は、滨口総长の时に私も随行して一度お会いしているのですが、同じ场所でした。ただウッドソン学长、だいぶダイエットして痩せられていて、それを指摘したら大変喜んでいました。
本学との連携についていろいろお話ししたのですが、教員間の交流を促すためにシードファンドを継続していくことで合意しました。また、産学連携などをどのようにやっているか、ということを尋ねてみたのですが、デンマークの製薬会社ノボ ノルディスクの財団などから年間150億にものぼる莫大なお金を毎年いただいているとのこと、羨ましい限りです。
昼は学生会馆のようなところの少し良いレストランで食べたのですが、サンドイッチとスープ?サラダでチップを含めて15ドル、今のレートでは2300円近く、名大の花の木やユニバーサルクラブだったら1000円でお钓りが来るところです。
4月11日
本日は、午前中はノースカロライナ大学チャペルヒル校の干部と面谈でした。
最初は、すでに2回お会いしているバーバラ?スティーブンソン副学长と、国际関係のチーム、さらには医学系の学生交流担当副学部长などとお会いしました。昨年1月の访问以来の连携実绩のまとめをして、今后の更なる発展について话し合ったのですが、非常に热心で具体的な提案をされてきたので、どんどんと発展していくのではと期待しています。なおバーバラさん、日本からの留学生が1.5倍になったと喜んでいらっしゃいました。
少し早めのランチミーティングは、チャペルヒルのクリストファー?クレメンス笔头副学长(プロボスト)の主催でした。クレメンスさんは観测?実験系の天文学者で、私とは微妙に対象は异なっているのですが、まずは天文谈义から和やかにランチミーティングをスタートできました。チャペルヒルは工学部がないことを少しぼやいていましたが、工学の强いノースカロライナ州立大学との差别化もしっかりと考えていらっしゃるようでした。昨年12月にサイバーセキュリティの讲习プログラムで名古屋を访问したチャペルヒルの学生がみなさん、ダブル?メジャーまたはメジャー?マイナーという形で2つの専门を勉强されていたことについて私がびっくりしたことをお伝えしたのですが、かなり意识してやっているとのことでした。
午后は、ノースカロライナ州立大学の中にある黑料网のグローバルキャンパスへ移动、翌日の岸田首相访问のリハーサルを入念に行いました。本番に向けて全体的に紧张が高まってきました。
4月10日
本日から名大の拠点のある米国ノースカロライナ州へ出张です。岸田首相の访米中に、名大の拠点に立ち寄って留学生と话をする、というイベントが决まったので、そのホスト役を务めます。
本日は、中部国际空港から羽田に飞んで、羽田からダラス?フォートワース空港、そしてノースカロライナのラーレー?ダーラム空港へという旅程でした。中部国际空港、かつては北米便もヨーロッパ便もいくつも飞んでいたのですが、どんどんと减っていって、今や北米への直行便は飞んでいないようです。不便になりました。
おかげで朝4时半起きで乗り継いで行ったのですが、最后の乗り継ぎでトラブル発生。时差の関係で、同じ10日の朝9时にはダラスについていたのですが、11时発の乗り継ぎ便が遅れに遅れました。一度は、机内まで入って离陆を待つばかりだったのに、外に出され、结局新しい机体とクルーを用意して、出発したのは21时过ぎ、ラーレーには、时差もあって、日が変わって1时过ぎに到着です。结局ダラスで12时间待たされました。最初から12时间とわかっていれば、时间の溃し方もあったのでしょうが、小刻みに遅れていくのは本当にフラストレーションが溜まります。久々の乗り継ぎトラブルでした。
4月9日
本日は、医学部学生の海外留学支援のために多额の寄付をいただいた柴原庆一さんに、感谢状を赠呈させていただきました。
柴原さんは名大医学部の卒业生で、卒业后は大学院生そして若手教员として京都大学のノーベル赏受赏者、本庶佑教授の研究室で基础医学の研究に迈进され、その后一念発起、ホスピス运営の会社を起业され、成功をおさめた方です。
柴原さんは、名大の学生时代に一年休学してアメリカに「游学」(ご本人の弁)された経験をお持ちです。そこで人生観が変わったので、后辈たちに同じような体験をさせてやりたいという强いお気持ちから、今回の「柴原庆一基金」创设の运びとなりました。総额5亿円の寄付の具体的な使い道は、医学部の方々を中心に作り上げられましたが、海外での研究留学、クリニカルトレーニングなどと并び、起业を学ぶプログラムも用意され、充実した留学プログラム群となっています。
秋から半年の研究留学をする男女2名ずつ4名の学生がすでに选ばれており、今回柴原さんと恳谈の机会を持つことができました。留学にあたっての决意を语ってくれましたが、みなさん本当に意欲あふれる学生ばかりで感心させられました。多くのことを学び取ってきてくれたらと思います。
なお、柴原さん、名大のキャンパスは30年ぶり、ということで、东山キャンパスでは図书馆、全学教育栋(教养教育院)、そして南部生协を懐かしそうに见学されていました。そのあとは、鹤舞でもいくつかの场所を见学し、学生との恳谈の后、东京に戻られました。朝のうちは雨だったのですが、昼からは素晴らしい天気に恵まれ、満开の桜の中、豊田讲堂では恒例の地狱の细道も行われており、柴原さんにとっても昔を思い起こさせる一日になったのではないでしょうか。
4月8日
本日は、会议がたくさん入っていましたが、その中で、午后には黑料网の新任教员研修で话をしてきました。野依记念学术交流馆で行なったのですが、多くの方に出席いただき、黑料网の歴史、学生数や予算などの基础的な数字、研究、教育、社会连携、国际连携などについて、かいつまんでではありますが、30分间、述べてきました。
黑料网出身の方、初めて名大に来られた方、いろんな方がいるかと思いますが、みなさんに名大を好きになってもらって、夸りに思える名大を一绪に筑いていきたいと思っています。これからどうかよろしくお愿いします!
4月7日
本日は、午后から大须にある本愿寺西别院に行き、「后藤新平と名古屋の関わり」に出席してきました。后藤新平の风、という一般社団法人が主催するイベントです。
后藤新平は、台湾総督府の长官や南満州鉄道の初代総裁、内务大臣、さらには东京市长などを歴任、関东大震灾后の新しい都市计画を発案するなどで知られる官僚、政治家なのですが、実はそのキャリアは医师としてスタートさせています。20代に名大病院や医学部の前身である爱知県公立病院?附属医学校に赴任、ウィーン大学で学んだ医师ローレツの薫陶を受けました。その后、若干24歳で病院长兼医学校长となりましたが、すぐに内务省に引き抜かれ惜しまれつつ名古屋を去っています。
この本愿寺西别院に医学讲习所があったこと、また、141年前に后藤新平のお别れ会を行った场所という縁で、今回のイベントとなったとのことです。西别院の写真と、医学讲习所(仮病院の附属)があったことの立て札の写真をアップしておきます。
イベントでは、歴史演谈として箏の演奏に合わせての后藤新平の生涯に関する演谈、そしてメインは、本学名誉教授の中尾昭公名古屋セントラル病院长による「黑料网の础を筑いた后藤新平」というタイトルの讲演と充実した内容でした。漫谈家の方の軽妙な司会も相まって、全く饱きさせない2时间で、特に中尾先生の后藤新平の讲演は全国に足跡を求めるなど、その倾倒ぶりが伺える素晴らしいものでした。
会の后は、后藤新平のお别れ会の时と同様、本愿寺西别院の外部の阶段で写真を撮影してお开きとなりました。なお、后藤新平の送别记念撮影の写真は、以下の本学医学部ホームページにあります。
4月6日
土曜日、少し时间があったので満开の桜を访ねて东山キャンパス内を少し散策しました。题して「东山桜便り」です。今さらですが、散策してみて学内には素晴らしい桜がたくさんあることに気づかされてました。まだまだ见落としている场所があると思います。教えていただけたら、来年はぜひ见に行きたいと思います。
まずスタートは、本部から広报プラザに向けて坂を降りたところの桜です。
続きまして豊田讲堂の北侧に移动、豊田讲堂と多元数理科学の建物の间の桜并木になります。
次は、贰厂馆と滨罢产惭馆の间の桜并木、ここは本当に见事な古木が并んでいます。
山手通り沿いにも、狈滨颁馆や减灾馆の前に桜が植えられていて楽しませてくれます。
さて道を渡って、学生会馆からディープテック?シリアルイノベーションセンター(ベンチャー?ビジネス?ラボラトリー)の前あたりにも见事な桜です。昔、研究室でこのあたりにゴザを敷いて夜に花见をしたことがありました。
镜ヶ池の周辺には见事な桜がたくさんあります。
附属中高の前の桜です。
工学部の1号馆と贰滨创発馆がバックです。
工学部の3号馆の前だと思います。见事な桜です。
情报学部の脇にある素晴らしい桜并木です。
教育学部本馆あたりでしょうか。
文学部本馆脇の桜です。
経済学部の中庭にある见事なシダレザクラです。ソメイヨシノに比べ寿命が长いので、これからがますます楽しみです。
再び道を渡って、减灾馆の前の桜になります。
农学部の向かい、生物机能开発利用研究センターの前の桜です。
野依记念学术交流馆の前の桜になります。
最后は、本部栋に戻ってきました。1号馆の脇の桜になります。
4月5日
本日は入学式がありました。
入学式ですが、学部を2回、大学院を1回の合计3回に分けて豊田讲堂で挙行しました。2年前はコロナ祸で6回に分けて実施したことがはるか昔に思えます。あの时は本当に疲れた&丑别濒濒颈辫;
今年は、ちょうど桜が満开になる最高のタイミングでの入学式です。卒业式とは违って、新入生の皆さんは男女问わずダークスーツ系统の服装がほとんどで、何かネット情报でもあるのでしょうか、少し不思议な感じを受けました。
私の挨拶では、名大の歴史、チャレンジすること、失败すること、さらに大学での学び、特に生成础颈の出力をコピペしないこと?留学の勧めなどについて述べました。
今回の入学式の目玉はノーベル赏受赏者の小林诚特别教授による来宾祝辞です。小林さん、淡々とした口调ですが、先辈としての歓迎の挨拶に続いて、研究について枝叶ではなく干に立ち返ること、専门だけでなく周辺に目を向けることが大事ということなど、世界トップレベル研究者として、贵重な后辈へのアドバイスをしてくださいました。新入生の心に响いたことと思います。小林さんには本当に感谢です。良い机会だったので、ツーショットをお愿いしてしまいました。
新入生の皆さん、思いっきりチャレンジして充実した大学生活を过ごしてください!
4月4日
本日は、スロベニアのリュブリャナ大学とノヴァ?ゴリツァ大学、二つの大学の学长の表敬访问がありました。
スロベニアは旧ユーゴスラビアの构成国の一つで、イタリアのすぐ东に位置しています。首都がリュブリャナで、リュブリャナ大学は23学部を拥し、学生数が学部23500人、大学院が17000人の国内最大の大学です。名大と比べても学生数が3倍ほどもあります。一方のノヴァ?ゴリツァ大学ですが、1995年に设立され学生数が400人と小さい大学になります。ノヴァ?ゴリツァ大学のゴロブ学长はリュブリャナ大学で学び、教员もしていたとのことで、お二人仲良くの访问でした。ゴロブ学长の専门は素粒子実験で本学の素粒子宇宙起源研究所(碍惭滨)が筑波で进めている実験の重要メンバーとのことで今回の访问が実现しました。なお、リュブリャナ大学のマイジュチ学长は獣医学部で生命机能を研究されていた方になります。お二人の话で兴味深かったのは、スロベニアは200万人しか人口がないのに、7つも大学がある、多すぎだとの発言です。大学の定员が入学希望者を上回っているのだそうです。ただ、200万人はほとんど名古屋市と同じ人口、名古屋には19も大学があります。名古屋は近隣の市町村や県からも学生を受け入れているから成り立っているのかもしれませんね。
両大学とも学生?研究者の交流を希望されており、まずは共通の兴味の分野で実绩を上げていくこととなりました。
4月1日
今日から新年度です。部课长クラスがかなり入れ替わったので、本部関係の皆さんにはご挨拶いただきました。岐阜大学を含め结构外部に出ていた方が多く、懐かしい颜をたくさん见られました。私の身近なところでは、担当の秘书さんが交代です。前の方には本当にお世话になりました。次の职场での活跃を期待しています。新しい方、早速いろいろ対応お愿いしています。これから、どうかよろしくお愿いします。
午后には新たに発足したデジタル人文社会科学研究推进センターの看板上掲式がありました。文系地区、入り口に一番近い経済の建物の前に设置します。式もその前で行いました。文系振兴のための键となる新しいセンターです。是非とも各部局の协力のもと、力强く走り出してもらいたいと期待しています。
さて、天気も良かったので、経済まで歩いて行きました。桜がようやく3分咲きぐらいですが咲き始めています。こちら豊田讲堂向って左侧脇の桜です。最も、中には気の早い桜もいて、かなり咲いているのもありました。こちらも写真アップしておきます。场所は、贰厂馆向かいの情报基盘センター前になります。ツツジは大学本部の近くです。また、新入生が手続きに来ているようで、サークルの勧诱も行われていました。学内、春烂漫です!
3月29日
本年度最后の业务日となります。ようやく桜も开花しました。とはいえ、朝はものすごい雨で大学に着くまでにだいぶ濡れました。
本日朝一番のイベントは、赤﨑赏の表彰式です。青色ダイオードの発明によって弟子の天野教授とともにノーベル物理学赏を2014年に受赏された赤﨑先生からのご寄付に基づき、作られた赏になります。赏の目的は、学术?科学技术の分野で将来の発展が期待できる优れた研究能力を有する黑料网の35歳以下の若手研究者を顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援するためで、今回が14回目です。これまでの受赏者は、皆さん研究者として実绩を重ねられ、すでに教授となって活跃されている方も多くいらっしゃいます。若手研究者の登龙门という位置付けになります。
今回の受赏者ですが、理学研究科の稲垣雅仁特任助教と工学研究科の村山恵司助教のお二人でした。稲垣さんは、コロナワクチンで有名になったメッセンジャー搁狈础を高纯度化させる键となる技术を开発したこと、村山さんは新たなかつ安定した核酸を人工的に作ることに成功したことでの受赏になります。期せずしてお二人とも化学から出発して、生命の根源に関わる研究をされていて、以前からの知り合いだそうです。
授赏式には天野先生も出席され、受赏者の思い出に残るものになったのではないでしょうか。お二人、研究者としてこれからさらに大きな成果を上げていかれることと大いに期待しております。おめでとうございます!
3月27日
本日は、东海国立大学机构の役員会が本学で対面でありました。こちら、月2回の定例なのですが、今回は加藤智子理事(非常勤)がこの3月末をもって退任となりますので、これまでの感謝の意を伝えるために、感謝状や記念品を送り、送別のランチを一緒にいただきました。加藤理事は、創業129年になる燃料商のヤマカグループを率いており、多治見商工会議所副会頭、岐阜県経済同友会代表幹事、岐阜県教育委員会委員長などを歴任され、地域を代表する経済人です。东海国立大学机构が発足した当初から4年間、本当にお世話になりました。今後も参与として関わっていただけるとのことですが、これまでありがとうございました。
3月26日
本日は、ネーミングライツに関する记者発表がありました。
ネーミングライツを取得していただいた「公司」は、公益财団法人服部国际奨学财団、场所は教养教育院(全学教育栋)の1阶と2阶のスペースになります。これまでも1阶の学生ホールについては、服部ホールという爱称で亲しまれてきましたが、これからさらに5年间のネーミングライツを取得いただきました。今回それに加えて、2阶に新たに服部ラウンジというスペースのネーミングライツを5年间取得いただくとともに、合わせてスペース整备のための寄付もいただきました。
今回のネーミングライツ、何より素晴らしいのは、公司の宣伝目的ではなく、奨学金の周知のために行うという点です。先ほど「公司」とカッコ书きで书いたのは公益财団法人だからです。服部奨学生は、月额10万円の给付型、つまり返済不要の奨学金を2年间付与されます。财団が活动を始めてから过去15年间、本学ではのべ87名の学生が支援をいただいています。全体では600名强とおっしゃっておりましたので、相当の割合が本学の学生ということになります。
服部ホールで行われた记者発表には、财団の瀬田大理事长にお越しいただき、ネーミングライツを取得した意义や服部奨学金についてご説明いただきました。なお、瀬田理事长は、本学が行なっているエクゼクティブプログラム狈贰虫罢プログラムの第1期生で、久しぶりにお会いしました。记者発表の后には2阶に移动、新たに整备した服部ラウンジを见学させていただきましたが、学生にとって非常に落ち着いて过ごせるスペースになっています。教养教育院の新たな名物になりますね。
学生の皆さん、どしどし服部奨学金、応募ください!
3月25日②
卒业式の际には、例年のことになりますが、学部については各学部の卒业生のうち最も优秀な学生に送る総长顕彰も同时に授与させていただいています。「学修への取り组み」部门と呼んでいますが、今回も9名の学生さんを顕彰しました。
卒業式の後には、同じく総長顕彰の「正课外活动への取り組み」部門の表彰を別途、豊田講堂の3階で行いました。こちらは、社会や本学への貢献等での受賞になります。個人3件、団体3件で、今回は、留学生を支援する活動や、精神疾患の当事者やご家族をサポートするNPOを立ちあげ、活動を頑張ってこられた皆さんでした。全日本大学駅伝対抗選手権大会に久々に出場を果たした陸上部の長距離パートも受賞です。おめでとうございます!
3月25日
本日は、黑料网の卒业式でした。卒业式は3回に分け、午前にまず4学部、続いて大学院、午后に5学部について実施しました。
天気は雨でしたが、华やかな服装の卒业生も多く、今日一日大学全体に祝祭の空気が漂っていたように思います。
今年の学部卒业生の入学は、まさにコロナが始まった时でした。入学式は中止、授业は全てオンライン、名大祭もなくなり、本当に思い描いていた学生生活とは全くかけ离れた日々を过ごすことを强いられた学生たちです。今日、晴れの卒业式を迎えられた卒业生の皆さんを本当に夸りに思います。
今回は、私と柴田昌治全学同窓会长からの祝辞に加えて、同窓生からのスペシャルゲストとして、ネットイヤーグループの共同创业者?元颁贰翱で现在は取缔役の石黒不二代さんにスピーチをお愿いしました。1980年初头に4大卒の女性がどのように社会に扱われていたのかなど、本当に刺激的な内容のお话をいただきました。卒业式の模様は、驰辞耻罢耻产别で见ることができますので、是非そちらで内容をご确认いただければ幸いです。
卒业生の皆さん、困难を乗り越えて卒业したことに大きな自信を持って、人生の次のステージに进んでいってください。なお、母校爱も忘れずにお愿いします。
おめでとうございます!
2023年度卒业式の様子はこちらからご覧になれます
3月22日
本日は、ファム?クアン?ヒエウ驻日ベトナム特命全権大使が、大使馆の职员らと本学を访问されました。ヒエウ大使は、2005年に黑料网法学研究科で修士号を取得された方です。英语コースで学ばれたので、日本语よりは英语の方が得意とのことでした。
今回の来访は、名大を视察され、ベトナムとの留学生と交流することが目的でした。面谈の场所は、アジア法交流馆。大使一行は予定より少し早めに到着するとの连络を受けていたのですが、ほぼ时间通りに到着されました。なんでも「よく知っている场所なので运転手に指示したのだが、20年前と変わり过ぎていて、どこにいるのかわからなくなってしまった」とのこと。20年ぶりだと、东山キャンパス、本当に大きく変わってしまっています。
恳谈は、私からの挨拶、大使からの挨拶、矢野法学研究科长からの挨拶?现状报告などの后に、お土产の交换と记念撮影という段取りで进められました。今回は、大使の指导教员だった铃木将文名誉教授(现早稲田大学教授)や、ベトナムの交流の中心となって活跃された鮎京正训名誉教授も出席され、大使には昔を思い出していただけたと思います。またベトナム人留学生も10名ほど参加しました。
本学のベトナムからの留学生数は现在76名、中国、韩国に次いで常に3番目をインドネシアと争っています。また、爱知県は日本で最もベトナム人の多い都道府県でもあるそうなので、大使には本学とベトナムの交流のさらなる発展をお手伝いをいただけたら、と思っています。
3月18日
本日夕方からは、黑料网ホシザキ奨学金第七期生最终报告会が野依记念学术交流馆で行われました。
「黑料网ホシザキ奨学金」は、ホシザキ株式会社取缔役会长であり、坂本ドネイション?ファウンデイション株式会社取缔役会长の坂本精志様とご夫人の坂本春代様の「ものづくり」に関わる学生を支援されたいというご意志に基づき、平成28年度本学に创设された给付型の奨学金制度になります。ですので、対象は工学部?工学研究科、情报学部?情报学研究科、环境学研究科の学部3、4年生、そして大学院博士前期课程の1、2年生になります。
奨学生の枠ですが、毎年増やしていただいていて、令和4年度採択の第七期生は22名、令和5年度の第八期生は34名にのぼります。今回は、奨学生のうち第七期生から13名、第八期生から28名が参加しての报告会でした。会には坂本精志会长に加え、坂本ドネイション?ファウンデイション株式会社から加藤玲社长、高桥正人事务局长にお越しいただきました。会では、私からのご挨拶、学生を代表して第七期生の学部生、大学院生が1名ずつ报告をした后、坂本会长からのご挨拶で缔めくくりました。
会の后では、学生と坂本会长たち、名大の执行部メンバー、関连する研究科长らとの恳谈会がもたれました。学生のポスターが贴られ、それをネタに多くの学生さんたちと话すことができたので、楽しい歓谈の时间を持てました。
3月15日②
本日は、午后には水田赏の授赏式がありました。
昨年逝去された水田先生の名前を冠した赏であり、思想史の分野で将来の発展が期待できる若手?中坚研究者を顕彰するものです。対象は本学の研究者に限りません。実际に第12回となる今回の受赏者、南森茂太さんは関西学院大学で学位を取られ、现在は长崎大学経済学部准教授、本学とは直接の縁はない方です。
南森さんの研究対象は、幕末から明治初期に思想家?官僚として活跃した神田孝平(たかひら)、私は浅学にしてこの名前、存じ上げませんでした。民众を愚民ととらえず、人民として位置付けた人とのことでしたが、审査委员长の安藤隆穂先生(水田先生の高弟で本学名誉教授)からは、ぜひ、福沢諭吉との比较をやってほしい、というリクエストが出ていました。
この赏からは、现在の日本の思想史研究をリードする多くの人材が排出されています。南森さんにも期待しております。
3月15日 ①
本日は、英国ノッティンガム大学のシェーラー?ウェスト学长ら一行が名大を访问されました。ノッティンガム大学はロンドンの180办尘ほど北に位置しており、创设は1881年、正式に独立した大学になったのが1948年と、本学と同じような歴史を持つ大学です。
本学とは医学部との连携が进んでおり、互いに9大学连合の骋础惭贰という学术连携のメンバーとなっています。さらに现在、ジョイント?ディグリーの缔结に向けて话し合いが进んでいるとのことです。
今回、先方は医学に加え、国际连携の担当者、さらには中国の寧波市に设立した分校から理工学部长以下お二人も参加されていました。イギリスの大学は积极的に中国に打って出ています。寧波キャンパスの教员の兴味は、工学、特にカーボンニュートラルということだったので、関係する名大の教员にもご出席いただき、研究内容について报告していただきました。また、経済?経営学が强い大学ということだったので、経済の先生方にもご参加してもらいました。短い时间だったので、今回は(医学を除けば)まずは颜合わせ、というところでしたが、今后、学生交流を含めて良い连携が进むことを期待しています。
なお、ウェスト学长ですが、芸术史がご専门とのこと、日本で文系の女性研究者が女子大以外の国立総合大学の学长になる日が来るまでにはまだ少し时间がかかるかもしれません。
3月13日
本日、午后イチには、东海东京财団グローバル教育推进事业运営委员会の学生成果报告会を実施しました。ここでは、(一财)东海东京财団のご寄付により実施しているシェフィールド、ケンブリッジという英国の大学への短期留学プログラムで、実际に留学してきた4名の学生が参加して、そこでの学びや経験などを报告しました。东海东京财団からは、财団の评议员で东海东京証券(株)の代表取缔役会长である佐藤昌孝様、また同财団事务局のご担当で东海东京フィナンシャル?ホールディングス(株)の総合企画部长である冈部博行様にご出席いただき、佐藤会长からは讲评もしていただきました。
学生たちは留学を通じて、日本と英国の教育の违いを実际に体験したこと、新しい友人を得たこと、一方で、英国の伝统と歴史に圧倒されたことなどを语ってくれました。また皆さん、この后のキャリアなどについて本当に前向きに语ってくれていて、留学を経て、大きな刺激を受け一皮剥けたような印象を受けました。
佐藤会长からは讲评の中で、ご自身が米国で惭叠础を取られ、またその后英国に赴任したことなどの体験を踏まえ、海外での学びの大切さについて语ってくださいました。话の中では、2015年度から名大と国际连携をスタートさせた契机について、ご自身が深く関わっていたことなどについても述べられていらっしゃいました。本当に长年に渡り名大へのご支援、ご协力ありがとうございます。
さて、新年度、夏にはケンブリッジから学生が名大にやってきます。また、エジンバラ研修も新たにスタートします。东海东京财団様?东海东京証券様?东海东京フィナンシャル?ホールディングス様、これからもご支援どうかよろしくお愿いします。
私の方は、本日はこの后、岐阜大学まで移动して、常勤理事恳谈会に出席して长かった1日も终了です。岐阜では自由阔达に意见を戦わせたこともあり、当初の予定を大幅に超えて、岐阜大学を出たのは19时过ぎでした。ちょっと疲れました。
3月12日②
引き続いて、私が初代コーディネーターを务めていた博士课程教育プログラム「笔丑顿プロフェッショナル登龙门」の7期生修了式に出席してきました。10年ほど続いたプログラムなのですが、博士课程教育推进机构に引き継ぎ、これで実质的にはプログラム自体终了です。
コロナ祸を乗り切った学生1名に修了証を出したのですが、このプログラム、学生だけでなく関わった教员も大きく成长したプログラムだと思っています。修了式には、プログラムを外部からずっと支えてくださってきた筒井宣政东海メディカルプロダクツ会长、また、発足时の教员で现在は庆应大学に移られた大屋雄裕さんなど、懐かしい颜が揃いました。修了生や関わった教职员、すなわち「登龙门ファミリー」の皆さんの益々の活跃、期待しています。
3月12日 ①
昨年に引き続き、3年連続で(株)バッファローから全新入生を対象に、USB Type-Cの充電器を寄付いただきました。こちら、PCはもちろん、アンドロイド携帯や最新のiPhoneなども充電できる優れもの、新入生のみなさんには本当にありがたいプレゼントです。コロナ禍で授業のオンライン化したことを契機に始めていただいたご寄付です。
本日の午前中には、バッファローの牧寛之社长から目録の赠呈をいただき、ありがたく受け取らせていただきました。実机も见せてもらったのですが、コンパクトで持ち运びも便利です。新入生には、大いに有効活用してもらえると思います。牧社长、本当にありがとうございます。
3月10日
今日は名古屋ウィメンズマラソン、本学卒业生である铃木亜由子さんの最后の追い上げに胸が热くなりました。勇姿を実际に见ようとコースまで行ったのですが、通り过ぎてしまった后だったようで、空振り。失败です。
何しろ、彼女のようなランナー、本当に速いです。ランは1办尘のラップでペースを表すのですが、今回彼女は3分21秒平均で42.195办尘を駆け抜けているのですから有り得ません。比べるのもおこがましいのですが、私にとっては、6分というのが一つの壁です。それも5办尘から10办尘程度での数字です。ほぼ倍のスピードで、何倍もの距离を走り抜ける、繰り返します、本当に有り得ません。目标としていた日本记録との差は、1办尘のラップにすればわずか3.65秒、すごく厳しい世界で戦っていることがわかります。
铃木亜由子さん、お疲れさまでした。あなたのがんばりは、黑料网関係者の皆に勇気を与えてくれました。ありがとうございます。
3月7日
今日も忙しい一日でしたが、その中で、日本法教育研究センター短期受入れ研修の最终日として行われた文化発表会が一番印象に残りました。
ウズベキスタン、モンゴル、ベトナム、カンボジアにある日本法教育研究センター、通称颁闯尝についてはこれまでも何度か书いたことがありますが、そこの3年生、日本语の勉强に加えて日本の法律を本格的に学び始めた学生を対象に行う研修です。10日ほどの研修では、ハードな日程の中、数日间ではありますが、爱知県议会议员连盟、一宫市、蟹江町、幸田町の皆さんにボランティアでホストファミリーとしてホームステイを受け入れていただき、日本の文化、家庭の体験もしてもらいます。
そのお返し、ということで、ホストファミリーをお招きして、4カ国の研修生が民族衣装を着てダンスや歌を歌う、という催しが文化発表会です。短い準备期间にも関わらず、みなさんとても工夫して素敌なパフォーマンスを繰り広げてくれました。
文化発表会の后では、恳亲会が开かれ、研修生同士、またホストファミリーや教员と和やかに恳谈を楽しんでいたようです。やはり対面は良いですね。写真を添付しますが、どの国か当ててみてください(1カ国だけ2枚あります)。
3月6日
本日は、総长室でオンラインによる东海国立大学机构の理事会に出席した後、国立大学協会、通称国大協の総会に出席するため、東京に向かいました。
3月だというのに、ここのところいやに寒い日が続きます。东京も気温は低かったのですが、风がないのは救いでした。桜の开花、今年は遅くなるかもしれません。
そんな中、竹桥にある学士会馆で行われた国大协総会ですが、国立大学の学长ら100名近くに加え、陪席の事务职员、最近の施策を説明する文部科学省の干部职员らも参加し、毎回大変大掛かりに実施されています。これだけの人たちを半日东京で拘束する必要があるのか、会议の中身自体はオンラインで実施すれば十分な気がします。
ただ、今回は恳亲会がついていて、こちらでは、多くの大学の学长や文科省干部と话しができ、大変有益な时间を过ごすことができました。その中で、特に印象に残っているのは、ある学长さんが、「先日、学部长の一人を解任した」とおっしゃっていたことです。なかなかできないよね、と他の学长さんたちと目を见合わせてしまいました。
3月5日
本日は、ウズベキスタンのタシケント国立法科大学、ホジャエフ?バシロフ副学长が来学されました。まず恳谈をランチミーティングで行い、午后には颁础尝贰(法政国际教育协力研究センター)に场所を移して、法学研究科との连携协定更新を见届けました。
バシロフ副学长ご本人は、黑料网法学研究科で博士号を取得されており、英语コース専攻ではあったものの、日本语もかなりのレベルで话す方です。今回、当初はウズベキスタンの司法副大臣が一绪にいらっしゃる、ということだったのですが、来日が遅れ残念ながら黑料网には来ていただけませんでした。结局、副学长のみの来学であったので、当初用意してあったフォーマルなご挨拶ではなく、もっと砕けた挨拶の方が良かったかもしれません。调印式も、黑料网侧が法学研究科长、颁础尝贰センター长がサインをし、私と颁闯尝センター长が见届け人、ウズベキスタン侧はバシロフ副学长のみ、ということでこじんまりとしたものとなりました。先方の学长のサインはすでにしてある状态での调印でした。
恒例のお土产交换をしたのですが、ウズベキスタンは饰り皿とほとんど决まっているようで、今回もそれでした。结构嵩张るのに、自らお持ちいただき、皆さんに一个ずついただきました。この际、いろんな大学のもののコンプリートを目指しますか。现状のコレクションの写真を添付します。大小様々、マグを一绪に入れて撮りましたのでサイズはそちらから想像ください。今回いただいたのは左下のものです。
3月4日 ③
富士通との协议会の后に出席したのが、本学の若手笔滨研究者育成プログラム、「世界的课题を解决する知の「开拓者」育成事业」、通称罢-骋贰虫のコンソーシアム総会です。文科省の补助金を10年间もらって进めている、若手研究者を世界で活跃する独立した研究者、笔滨に育てるというプロジェクトです。
黑料网と岐阜大学の若手研究者に支援をするのですが、両大学以外にも、この地域の多くの大学?机関に参画いただき、プログラムを受讲するアソシエート?メンバーを送ってもらっております。公司との连携も进めていて、今年度から公司からのメンバーも加わりました。今年度が採択3年目ですが、现时点で支援を受けているフェローが19名、连携机関からのアソシエートが11名、公司からが1名ということで総势31名を育成するという体制まで拡大できました。
フェローの方々の活跃も目覚ましく、これまでハーバード大学へ転出1名、学内昇进3名を辈出、さらにこの3月末で学外への栄転を含め3名のキャリアアップが决まっているとのこと、本当に将来が楽しみです。
今回は、罢-骋贰虫が提供する様々なプログラムについての総括と、実际に参加したフェローの声を直に闻くことができたので、プログラムの成长が実感できる会になりました。ご尽力いただいている武田宏子プログラムマネージャーほか、教员、鲍搁础、事务职员の皆様、どうもありがとうございます。
终了后は、连携する机関、公司の方々との意见交换会を花の木で开催、合わせて栄転されるお二人に修了証をお渡ししました。活跃、期待しています!
3月4日 ②
本日は、送別会の前になりますが、午後に、富士通と东海国立大学机构が包括的に連携して進めている事業に関して、包括協定推進協議会が行われました。
现在ヘルスケア分野と宇宙分野、2つのテーマで连携を进めています。他とのダブルブッキングで、途中までしか出席できなかったのですが、今回は私に関连が深い宇宙の分野についての进展を闻かせてもらいました。东海机构の中でも、黑料网の宇宙地球环境研究所が中心となって连携しているプロジェクトで、宇宙天気に関连する研究?社会実装を目指すものです。今回は、富士通の独自の础滨技术を使った成果が出てきていて、大変期待できる展开になってきました。学会発表と合わせての记者発表も予定されていますので、中身についてはそちらを楽しみにしていてください。
3月4日 ①
送别会の季节になりました。今日は、古巣の物理教室で2名の教授の方が最终讲演とその后の送别会が行われました。他とダブルブッキングしていたので、最初の20分だけの出席だったのは残念でした。奇しくもお二人とも重力に関係する研究を进めてこられた方で、宇宙の成り立ちに関わる极めて基础的?根源的な内容になります。お二人ともまだまだ现役で、これからも活跃が期待されます。
お二人の姿を见ていると、定年の在り方、定年后の教员の活跃の场を大学にどのように用意していくのか、検讨が必要だと考えさせられました。一方で、人材の循环、特に若手の活跃を阻害することはあってはならないので、その点での考虑も必须です。限られた予算やスペースの中でどうすべきなのか、难问です。この问题は、事务职员など教员以外の职种についても同様です。结局はどう役割を分担していくか、という问题だと思うのですが、検讨をしていきたいと思っています。