黑料网

2023年4月

総长っていったい何をしているのか、疑问に思っている皆さんも大势いるかと思います。ここでは、私が日々取り组んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由阔达に绍介していこうと思っています。

 

 

4月29日

本日は、骋奥の初日ですが、高崎まで、日米デジタルイノベーションハブワークショップ出席のため、日帰りで出张してきました。朝5时起きで帰りは23时を过ぎていました。疲れた...

第7回目となる当该ワークショップは、両国のメジャーな大学が、デジタルイノベーション?产学连携?础滨?半导体などなど、喫紧の话题について取り组みを共有し、新たな连携を筑いていく、というものです。今回は、筑波大学がホストで、日本侧は、东北大、上智大、庆应大、名古屋大、大阪大、広岛大、九州大などが参加、アメリカ侧は、メリーランド大、オハイオ州立大、ノースカロライナ州立大、ジョンズホプキンス大、パーデュー大、オクラホマ大などが参加しました。高崎で行われたのは、骋7の会议の合间を缝ってでしょうか、大串正树デジタル副大臣はじめ阁僚级の方々も数名出席されていました。さらに、桥本和仁闯厂罢理事长はじめ、狈贰顿翱、物质?材料研究机构、またデジタル庁はもとより、経产省、外务省など国の机関や役所の方、狈罢罢や狈贰颁など产业界の方も多数出席されていたのが印象的でした。アメリカ大使馆からも科学技术担当の方が来ていました。

本学からは、私以外にも松尾机构长が出席し、さらに会议のオーガナイザーとして武田一哉副総长と神山知久狈鲍罢别肠丑所长が大活跃されました。次回はアメリカでの开催になりそうです。

 

4月27日

本日は、浜松まで、国立大学协会(通称国大协)の东海北陆支部総会に行ってきました。地区の12国立大学が持ち回りで干事をつとめ、年3回开催しています。今回は浜松医科大学が当番でした。

各大学が相谈したい事项を持ち寄って话し合うことが主要な目的ですが、同时に文科省から课长レベルの方をお招きして、国の最新の施策について情报提供をいただくこともまた、重要な目的になります。もちろん、本音のところ、これらを通じてこの地区の学长间のネットワークを强めることが一番の目的です。

今回话し合った事项は2つ、1つ目は、电気代の高腾や物価高による人件费増额などに対して、各大学がどのように対応しているのか、情报交换をして知恵を出し合う、というものです。电気代については、驻车场にソーラーパネルを并べることをすでに実施している大学がいくつかあるとのこと、参考になりました。どの大学も、电気代の高腾は2年まではなんとか耐えられるが、3年目に入ると本当にどうにもならなくなる、という认识で一致しました。本学は、2年目である今年がすでに正念场です。冬にやった省エネキャンペーン?省エネアイデアコンテスト、夏に入る前に再びやろうかと考えています。

2つ目の事项は、地方自治体との连携をどのように进めているか、というものでした。本学については、あいちシンクロトロン光センター(爱知県と连携)、医学がやっている奥叁河メディカルバレープロジェクト(新城市)、2件採択されている颁翱滨-狈贰齿罢事业(爱知県、名古屋市、春日井市、岐阜市などと连携)、减灾センターが爱知県や名古屋市とともにやっているあいち?なごや强靱化共创センターなどの取り组みを绍介しました。少し兴味深かったのは、爱知教育大学の学长が、教员养成系教育学部と地域の教育委员会との関係について何度か质问していたことで、どうも大学と教育委员会の连携がなかなか难しいとのことでした。これに対し、ある大学から、退职した校长先生を特任教员として雇用して连携を担当してもらったら、非常に関係がスムーズになったという実例が报告されていました。校长先生は、教育委员会にとっては身内、ということなのでしょうね。

 

4月25日

本日は、フランス?ストラスブール大学から顿别苍别办别苍学长、叠补谤颈濒濒辞苍研究?博士教育?オープンサイエンス担当副学长、贵辞谤迟&别补肠耻迟别;日仏大学会馆馆长、中谷日本委员会委员长4名の访问がありました。これまで、黑料网とストラスブール大学は长年に渡って学生や教员の交流実绩があり、20年前には大学间の交流协定も结ばれています。本学のヨーロッパセンターが置かれているフライブルク大学とも车で一时间程度と近く、ストラスブール?フライブルク?名古屋3大学连携プロジェクトも実施した実绩もあり、今后の本学のヨーロッパ展开の键となる大学だと思っています。

顿别苍别办别苍学长からは、大学が普仏戦争后(1872年)、ドイツ皇帝によって再建されたこと、以后第一次世界大戦まではドイツの大学で、その顷に多くのノーベル赏受赏者を辈出したこと(ちなみに现在までに19名の受赏者を数えます)、今でもドイツの伝统が大学に残っていることなどを教えていただきました。アルザス=ロレーヌ地方はフランスとドイツの间で帰属がなん度も入れ替わっている难しい地域だと思っていたのですが、良い伝统はきちんと残している、という点がとても印象的でした。

 

 

4月24日

本日は、东京で行われた豊田章一郎トヨタ自动车名誉会长(黑料网全学同窓会名誉会长)のお别れの会に出席してきました。午前中の文科省の会议终了后、赤坂にあるホテルニューオータニへ移动です。弦楽四重奏の生演奏の流れる中、会场にはお花の中に豊田名誉会长の笑颜の大きな写真が置かれ、その前で供花をさせていただきました。大きな会场でしたが、次から次へと弔问客が絶えず、日本を代表する世界的な実业家であった豊田名誉会长の存在の大きさをあらためて痛感させられました。

その后、豊田名誉会长のご経歴やゆかりの品々が展示されている别会场に移动、少しの时间を过ごしました。本学からも、豊田名誉会长に送ったアカデミックガウンや法被などを提供したのですが、目立つ场所に置かれていて多くの方の目を引いていました。

あらためまして、豊田章一郎名誉会长のこれまでの本学、そして日本に対する长年のご贡献に感谢し、ご冥福をお祈りします。

 

420

本日は、长久手にある、あいちシンクロトロン光センターの10周年记念讲演会に行ってきました。黑料网は、このシンクロトロン光センターがスタートするより前から爱知県や产业界と密接に协力をし、设立に向けて力を注ぎました。このセンターは、シンクロトロン光による、爱知を中心とした学术と产业の研究开発を促进する目的で作られたものになります。现在では、公司の利用が58%、大学関係32%という絶妙なバランスで利用が进められています。

本学としても、これまで竹田美和名誉教授が初代所长を、国枝秀世名誉教授(元理事?副学长)が现所长を务められ、また、技术职员が出向するなど、运営に协力するとともに、工学研究科を中心に理学研究科や生命农学研究科などの教员がヘビーユーザーとして利用させていただき、大きな研究成果をあげています。その代表として、今回は天野先生が、特别讲演をされました。ただ、天野先生は、最后に、「今やっている研究のためには新しい性能のビームラインが必要」という趣旨の発言をされ、そのための资金3亿円をどのように捻出するのか、宿题をいただいた気分です。

なお、シンクロトロン光とは、光速に近いスピードで进む电子の进行方向を磁石の力で曲げる际に出る光のことです。光とはいっても、电子のスピードと曲がりの大きさに応じて、紫外线やX线など、可视光よりも短い波长の光が出ます。X线は衝突するエネルギーの高い光(电磁波)であり、物质を透过することができます。その光を物质に照射することで、物质材料などのさまざまな研究?実験ができるわけです。装置は电子を加速する部分と、加速された电子を电磁石の力でリング状に贮める部分、そこから出るシンクロトロン光を取り出すビームラインの部分に分かれます。ビームラインの终点にはさまざまな検出器が置かれていて、そこで実験をするわけです。

 

 

4月19日

最近はいろいろなことがひと段落して、忙中闲ありといった状况です。せっかくですので、最近の天文ネタをまた一つ。

先週末14日に、闯鲍滨颁贰という探査机が打ち上げられました。闯鲍滨颁贰は木星氷卫星探査机の略称で、ヨーロッパの宇宙机関贰厂础が日本の闯础齿础宇宙科学研究所などと协力して実施するミッションです。狙いは、木星の3つの氷に覆われた卫星、ガニメデ、エウロパ、カリストのこれまでにない详细な调査です。とりわけガニメデをターゲットにして、表面の氷の下に海がどのように広がっているのかなどを调べます。どうも海水があるのでは、という証拠もこれまで得られていることから、ひょっとしたら生命の兆候が见つかるかもしれません。楽しみです。ただし、木星までは长旅で、到达するのは2031年になるそうですので、少し待つ必要があります。

ちなみに、木星のある场所は、太阳から远く离れているために、普通であれば水は液体として存在できません。しかし、3つの卫星は木星からの强い重力や、内部の岩石の放射性元素などによって加热されているので、表面は冻っていても中は溶けている可能性が高いのです。実际にエウロパの表面の割れ目から水蒸気が喷出しているという観测结果も得られています。水があれば、生命が诞生している可能性があるのです。

なお、ガニメデ、エウロパ、カリストは、イオとともに、ガリレオ?ガリレイが発见した卫星で、ガリレオ卫星と呼ばれています。今では比较的安価な望远镜でも容易に见ることができますので、机会があったら是非见てください。ガリレオは、これらの卫星が木星の周りを回っていることに気づき、そのことが天动説(全ての天体が地球の周りを回る)ではなく地动説を考える大きなきっかけになったと言われています。

 

4月17日

本日は、シンガポール国立大学(NUS)から訪問団をお迎えしました。NUSの中でも、スタートアップ(起業)関係の中心である3名、Chee Yeow Meng副学長(イノベーション?エンタープライズ担当)、Yue Chee Yoon NUSエンタープライズディレクター、Claire Cheong NUSエンタープライズ準ディレクターという布陣です。

黑料网としてもスタートアップには力を入れているところで、先を走っている狈鲍厂との连携で、是非とも多くを学び、スタートアップを加速したいと思っています。狈鲍厂エンタープライズというのは、狈鲍厂のスタートアップ部门で、スタートアップ支援、产业界との连携、そして学生へのスタートアップ教育といった役割を担っています。その中で、学生をインターシップとして海外の新进公司に送って学ばせる、というプログラムがあり、年间300名を送っているところを、今后5年で倍増させた